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弟の発言は「俺の責任じゃない」とビルズWRステフォン・ディッグス

2023年11月17日(金) 15:30

ステフォン・ディッグス【NFL】

ステフォン・ディッグスとバッファロー・ビルズの関係は、しばらくの間ニューヨーク西部で断続的な話題になっている。

ビルズが現地13日(月)のプライムタイムにデンバー・ブロンコスと戦って敗れたことで、その話題に再び火がついた。

その夜、ディッグスはターゲット5回、キャッチ3回、34ヤードにとどまった。翌日にビルズは攻撃コーディネーター(OC)ケン・ドーシーを解雇し、アシスタントコーチのジョー・ブレイディが暫定OCを務めることになっている。

木曜日、今週にチームにもたらされた変化について質問されたディッグスは、その両名に讃辞を送った。

「ジョー・ブレイディはものすごい男だ。ケン・ドーシーのこともすごく尊敬している・・・今はページをめくらなきゃな」とディッグスは話している。

しかし、木曜日のメディアセッションの大部分は、ディッグスが始めたわけではない会話についての議論に費やされている。

ビルズが月曜日に敗れた後、ダラス・カウボーイズのコーナーバック(CB)であり、ステフォンの弟であるトレボン・ディッグスの投稿が大きな話題になった。トレボンは『X(元Twitter/ツイッター)』に「14番(ステフォンのジャージーナンバー)はあそこから出た方がいい」と記している。

さらに、トレボンはビルズのクオーターバック(QB)ジョシュ・アレンを批判しているようだ。

「忘れないでほしいんだけど、彼は兄貴が行ってから勢いづいたんだ」

木曜日に弟の投稿について尋ねられたステフォンは、たとえそれが家族であれ、公の場で自分について他の人間が何を言おうと、その責任は負えないと話している。

ディッグスは報道陣に「他の人がどう感じるかは、俺の責任じゃない」とコメントし、こう続けた。

「それに関しては、この部屋にいる誰についても言える。レポーター、選手、俺の弟でさえね。俺は弟を愛しているし、弟は俺の家族の元からここに来ている。あいつがどう思っているか知りたいなら、あいつに聞くべきだ」

「俺が兄弟と話せるようにする、というか、話を実際にすることは、家族の中のルールにある。でも、俺としては、あの理由について反論したり、答えたりはできない。それは俺の弟に聞いてもらわなきゃいけないことだ」

ディッグスは弟――9月にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂でシーズン終了となっている――とはソーシャルメディア上の発言について話をしていないとつけ加えた一方、NFLでプレーし、ゲームの進み方を知っているからといって、弟がバッファロー・ビルズの内部事情に通じているわけではないと指摘している。

「彼がなぜ(ああいうふうに)感じたかという質問に答えることはできない。あいつと個人的な話はしていない」

「(家で見ていて)もちろん、あいつはファン以上の見方をしている。でも、俺の家族はそうだから、家族には最大の敬意を払っている。だから、人が俺の家族について話すときには、誠実さを持っている。家族のことは、慎重さをもって話してほしい」とディッグスは話した。

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