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シーホークスQBジーノ・スミスが肘を負傷、ラムズ戦終盤で復帰

2023年11月20日(月) 10:23

シアトル・シーホークスのジーノ・スミス【AP Photo/Ashley Landis】

シアトル・シーホークスのクオーターバック(QB)ジーノ・スミスは、現地19日(日)に行われたロサンゼルス・ラムズ戦で、物語のような結末を迎えるところだった。

右肘を負傷して第4クオーターの大部分で離脱していたスミスだが、最終ドライブで試合に復帰し、シーホークスを逆転勝利の直前まで導いた。しかし、キッカー(K)ジェイソン・マイアーズによる55ヤードのフィールドゴールの試みは右に大きく逸れ、ラムズが17対16で勝利をつかんでいる。

ヘッドコーチ(HC)ピート・キャロルは試合後、スミスの負傷は上腕三頭筋か肘の裏側から広がった腫れだと説明したものの、試合に復帰可能な程度まで和らげることができたとコメント。しかしながら、サーズデーナイト戦でサンフランシスコ・49ersと対戦するシーズン第12週に向けた予後がどうなるかは分からないとしている。

スミスは、第3クオーター終盤にラムズのディフェンシブタックル(DT)アーロン・ドナルドの激しいヒットにさらされた際に負傷した模様。これで試合から完全に離脱するかに見えた。このプレーの後のスミスははっきりと苦痛を感じている様子であり、サイドラインにあるメディカルテントを訪れた後、復帰はクエッショナブルとされていた。

スミスと交代でQBに入ったのはドリュー・ロック。スミスが負傷した時点でシーホークスは16対7とリードしていた。最終クオーターの大部分に出場したロックは、ラムズの強力なフロントラインに対して苦戦していた。ロックは3回のポゼッションでチームを第1ダウン獲得に導くことができず、最後のパスはインターセプトされている。

その後、残り時間1分31秒でスミスが復帰し、5回の素早いプレーで肘に問題がある様子を見せず、シーホークスをフィールドゴールのレンジへと進めた。しかしながら、マイアーズのキック失敗によって、ラムズが勝利を確定させている。

【KO/A】