ワイドレシーバー（WR）マイケル・トーマスのケガの悩みはまだ終わっていない。

現地21日（火）、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロは、ニューオーリンズ・セインツのプロボウル出場3回を誇るWRトーマスが膝のケガにより故障者リザーブ（IR）に入ったと報じた。ペリセロは、セインツがWRマーケス・キャラウェイと練習生として契約したとも伝えている。

トーマスは過去3シーズンで40試合中わずか10試合しか出場しておらず、2023年シーズンは地区首位のセインツで少なくとも今後4試合は欠場することになる。

2020年シーズンにはハムストリングと足首のケガで欠場し、2021年シーズンは足首のケガが完治せず欠場。2022年シーズン、トーマスはさらなるハムストリングのケガと足の指の脱臼により、わずか3試合の出場にとどまった。

トーマスは今季にセインツで10試合に出場し、7試合に先発出場。キャッチ39回、448ヤード、タッチダウン1回を記録し、チームのナンバー1ワイドレシーバーの座はクリス・オレーブに譲った。

先日、単純暴行と器物損壊の軽罪で逮捕、起訴されたトーマスは、もはや2019年シーズンのAP通信攻撃部門最優秀選手に選ばれたエリート選手ではなくなってしまった。しかし、キャッチ数とレシーブヤードでチーム内3位につけるトーマスがいなくなるのは、セインツ攻撃陣にとって大きい損失だろう。

【AK】