フィリップ・リバースがHC候補としてビルズと面談
2026年01月24日(土) 09:38
フィリップ・リバースは当初、一時的な現役復帰を果たした直後にNFLコーチに転身する意向を否定し、アラバマ州のセントマイケル・カトリック高校に戻るつもりだと断言していた。しかし、リバースが考えを変える可能性はある。
バッファロー・ビルズが現地23日(金)にヘッドコーチ(HC)候補としてリバースと面談すると、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが面談の情報を把握している人物の話をもとに報じた。
ラポポートはビルズのクオーターバック(QB)ジョシュ・アレンもその面談に同席するとつけ加えている。
その後、ビルズは金曜日のうちにリバースとの面談を終えたと発表した。
NFLを離れてから5年の時を経て、リバースは2025年シーズンにクオーターバックとして復帰し、プレーオフ争いに再び食い込むことを目指すインディアナポリス・コルツの一員として3試合に先発出場した。シーズン終了後には、将来的にコーチを務める可能性はあるとの考えを示した一方で、2026年中にその予定はないと示唆し、息子のガンナーが高校最後のシーズンを迎えるため、アラバマに戻ると述べていた。
リバースは今月、「おこがましいかもしれないが、このレベルでコーチを務めることはできると思っている」と述べている。
「この競技や選手については十分な知識があるし、リーダーシップやチームワークといった要素も含めて理解している。ただし、繰り返しになるが、今ここでそれを追い求めているわけではない。この4週間で学んだことがあるとすれば、それは1日1日を大切にすることだ。日曜の午後には、翌日にインディアナポリスにいるなんて考えもしていなかった。ところがその24時間後に、私はここにいたんだ」
ラポポートは今月初めに、44歳のリバース本人は現役復帰後にNFLコーチに就任することを視野に入れていなかったかもしれないが、各チームは8度のプロボウル選出を誇るQBについての調査を引き続き進めていたと報じていた。今回の採用サイクルではHC職の空席数が10に上り、現時点で5つが未確定となっている。そうした状況下で、リバースはビルズとの面談に臨むことになった。
特にアレンのような選手とタッグを組むことを踏まえると、リバースは興味深い候補だと言えよう。リバースが率いた攻撃陣を掌握していたことは明らかだ。2025年シーズン終盤に急きょ戦列に加わった際にも、リバースはシェーン・スタイケンHC率いる攻撃陣で明らかに主導権を握っていた。とはいえ、フィールド外のあらゆる業務を含め、組織全体を運営することは、まったく別次元の課題だ。
『NFL Research(NFLリサーチ)』によれば、現役選手としてプレーした翌シーズンにNFLのヘッドコーチに就任した最後の人物はノーム・バン・ブロックリンだという。殿堂入りを果たした元QBのバン・ブロックリンは1960年にフィラデルフィア・イーグルスでプレーし、翌1961年にミネソタ・バイキングスのヘッドコーチに就任した。
かつて多く存在した選手兼コーチを除けば、バン・ブロックリンはNFL史上、現役引退の翌年に初めてヘッドコーチに就任したわずか4人のうちの1人だ。他の3人は、レッド・ウィーバー(1923年にコロンバス・タイガースでプレーし、1924年に同チームのヘッドコーチに就任)、レイ・フラハティ(1935年にニューヨーク・ジャイアンツでプレーし、1936年にボストン・レッドスキンズのヘッドコーチに就任)、ウォルト・キースリング(1938年にピッツバーグ・パイレーツでプレーし、1939年に同チームのヘッドコーチに就任)だ。リバースが5人目になる可能性はあるのだろうか。
たとえリバースがビルズに加入しなかったとしても、面談に応じたこと自体が近いうちにコーチに転身することに意欲を示している証拠だ。今年中にヘッドコーチ職を得られなかったとしても、リバースが次回の採用サイクルで注目すべき候補となることは間違いない。
【RA】



































