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膝負傷のレイダースDEクロスビーがチーフス戦は正式にアクティブ

2023年11月27日(月) 06:15


ラスベガス・レイダースのマックス・クロスビー【NFL】

当初、懸念されていたケガの状態にもかかわらず、ラスベガス・レイダースは地区ライバルとの対戦で、重要な守備選手の1人を欠かずにすみそうだ。

ディフェンシブエンド(DE)のマックス・クロスビーは膝のケガに悩まされながらも、カンザスシティ・チーフスとのシーズン第12週の試合でアクティブとなる。

クロスビーは今週の練習に一切参加せず、現地24日(金)には故障者報告でクエッショナブルとなっており、チーフス戦でフィールドに立てる可能性は低いと示唆されていた。

レイダースの暫定ヘッドコーチ(HC)アントニオ・ピアースによると、金曜日の時点でクロスビーは“24時間体制”で治療を受けており、今週はチームと一緒にプレーできるよう努力しているとのこと。

その甲斐あって、当初は試合出場が危ぶまれていたクロスビーは今シーズン初めての欠場を回避できたようだ。

プロボウルに連続選出されたクロスビーは、今季すでにサック10.5回を記録しており、2022年の通算サック12.5回は現在のキャリアハイ。また、タックル65回、クオーターバック(QB)ヒット17回、パスディフェンス2回、ファンブルフォース1回をマークしている。

クロスビーが出場できる見込みであることは、日曜日が彼自身とチーフスのQBパトリック・マホームズとの間の、Netflixの番組『Quarterback』で紹介されたような、ライバル関係の新たなエピソードとなることを意味する。これまでの対戦では、両者の間で言葉の応酬と高いレベルでの戦いが繰り広げられてきた。

昨シーズンの2度の対戦ではクロスビーがマホームズを3回サックしたが、最後に笑ったのは2戦とも勝利したマホームズであった。ケガに関する疑問が解消されたことで、クロスビーには1勝を挙げるチャンスがある。

5勝6敗のレイダースと7勝3敗のチーフスの試合は、ラスベガスで東部標準時16時25分にキックオフする。

【KO】