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コルツRBテイラーが親指の手術を受けて数週間離脱へ

2023年11月29日(水) 09:45


インディアナポリス・コルツのジョナサン・テイラー【AP Photo/Michael Conroy】

ランニングバック(RB)ジョナサン・テイラーは調子を上げてきた矢先に、またしてもケガで足止めをくらっている。

インディアナポリス・コルツのオーナーであるジム・アーセイが現地28日(火)に『The Athletic(ジ・アスレチック)』のジェームス・ボイドに明かしたところによると、テイラーは親指の手術を受けて数週間の離脱を余儀なくされるという。

アーセイのコメントが世に出るまでに、親指を負傷したことによってテイラーのステータスが不明となっていると報じていた『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは、テイラーを故障者リザーブ(IR)に登録するかはまだ決められていないとつけ加えている。IRに置かれると、少なくとも4試合の欠場を余儀なくされる。ラポポートによれば、決定は今週中に下されるとのこと。

この数週間、かつての姿を取り戻していたテイラーは、ニューイングランド・ペイトリオッツに勝利したシーズン第10週に今季最多のキャリー23回、69ヤード、タッチダウン1回を記録し、去る日曜日に行われたタンパベイ・バッカニアーズ戦ではキャリー15回で91ヤード、タッチダウン2回をマークしていた。

ラポポートによると、テイラーはバッカニアーズ戦の後半で親指のケガを抱えながらプレーしていたという。

テイラーは昨年に痛めた足首が原因でPUP(故障者)リストに置かれていたことから、すでに今シーズン最初の4試合を逃している。ケガに悩まされていたことからコルツとの契約交渉にも行き詰まっていたテイラーだが、最終的には10月に3年4,200万ドル(約61億7,959万円)の契約延長に合意した。

現在3連勝を収めている上に、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)のプレーオフ争いで第7シードの位置をキープしている急成長中のコルツにとって、テイラーの離脱が痛手となるのは間違いないが、コルツはテイラーがいない状態で試合に臨むのに慣れている。テイラーがキャリー100回で414ヤード、タッチダウン4回を記録している一方で、RBザック・モスはチーム最多のキャリー数とランヤード(141回、672ヤード)を記録しているほか、5回のタッチダウンも決めている。

つまり、テイラーが回復するまでは、モスが再び主力選手としての役割を担う可能性が高い。

【RA】