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6勝6敗でもプレーオフ進出の目標は「まだ手の届くところにある」とビルズHCマクダーモット

2023年11月29日(水) 12:12


バッファロー・ビルズのヘッドコーチ(HC)ショーン・マクダーモット【AP Photo/Winslow Townson】

6勝6敗のバッファロー・ビルズはバイウイークを前にAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)で10位につけており、AFC東地区で3連覇を果たしたチームにとっては想定外の順位と言えよう。

しかしながら、ヘッドコーチ(HC)のショーン・マクダーモットはチームがこれから一気に調子を上げられると見ている。

マクダーモットHCは現地27日(月)に「全員が今よりもっといい成績を残したかったと思っている」とチームの公式サイトで述べている。

「しかし、その事実を変えることはできない。それでも、われわれが自分たちのために設定したすべての目標がまだ手の届くところにあるということが励みになっている」

シーズン最初の12試合で6勝6敗という2023年のビルズのスタートは、クオーターバック(QB)ジョシュ・アレンがルーキーで、プレーオフ進出を逃した2018年シーズン(4勝8敗)以来、最悪の記録となる。

ビルズはAFC東地区でマイアミ・ドルフィンズに3敗差をつけられており、ピッツバーグ・スティーラーズ(7勝4敗)、クリーブランド・ブラウンズ(7勝4敗)、インディアナポリス・コルツ(6勝5敗)、ヒューストン・テキサンズ(6勝5敗)、デンバー・ブロンコス(6勝5敗)の後塵を拝している。

ビルズは日曜日に行われたフィラデルフィア・イーグルスとの延長戦も制することができず、マクダーモットHC率いるチームは4試合で3敗目を喫し、いずれも1得点差で敗れている。ビルズはオフェンスのターンオーバーが目立ち、ディフェンスが試合終盤で相手のプレーを止められないという失敗を続けている。

マクダーモットHCはこう説明している。

「私ほどイライラしている者はいないだろう。それは間違いない。解決策を見つけようと懸命に取り組んでいる。今年はほとんどの試合で、ディフェンス面ではいいプレーができていると思う。だが、試合終了間際に1得点差のシチュエーションになることが多く、それを勝利で終わらせる方法を見つけなければならない。そのためにはいろいろなことが必要だろう? だから、今後はその辺りのことを研究するつもりだ」

マクダーモットHC率いるチームにとって、バイウイークが終わった後も決して楽な状況ではない。ビルズはシーズン第14週にカンザスシティ・チーフスの本拠地に遠征し、その後ダラス・カウボーイズとロサンゼルス・チャージャーズと戦い、最後にニューイングランド・ペイトリオッツとドルフィンズとのディビジョン戦に臨む。ビルズが再びポストシーズンにまで勝ち進めれば、プレーオフの出場権を獲得することができる。

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