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足首負傷のQBローレンスの出場可否は「おそらく」試合当日の判断とジャガーズHCペダーソン

2023年12月09日(土) 14:55

ジャクソンビル・ジャガーズのトレバー・ローレンス【AP Photo/John Raoux】

まだトレバー・ローレンスを除外してはいけない。

現地8日(金)、ジャクソンビル・ジャガーズのヘッドコーチ(HC)ダグ・ペダーソンはハイアンクルスプレインに悩まされているクオーターバック(QB)トレバー・ローレンスが日曜日に控えるクリーブランド・ブラウンズ戦に出場するかどうか、「おそらく」試合当日の判断になるだろうと述べた。

「調子は良さそうなので、様子を見よう」と言うペダーソンHCは、こう続けている。「彼は昨日少し動き回っていたし、今日どうなるか見ることにする。彼が出場できるかどうか、それは医療スタッフの判断とトレバーの体調次第だね」

ペダーソンHCはローレンスの試合出場可否は金曜日の練習の結果次第とし、ローレンスは故障者レポートでクエッショナブルと記載されるだろうとつけ加えた。チームは午後になって正式にローレンスをクエッショナブルとリストアップした。

月曜夜、シンシナティ・ベンガルズに痛恨の敗戦を喫した試合で、ローレンスが負傷した後は驚くべき展開となった。オフェンスシブタックル(OT)ウォーカー・リトルに足を踏まれたローレンスは明らかに痛そうで、ヘルメットをフィールドにたたきつける場面もあり、ジャガーズのファンは何か大惨事が起こったのではないかと心配していた。

しかし、さらなる検査の結果、ローレンスのケガはハイアンクルスプレインであると判明。理想的なケガなどというのはないとはいえ、少し安心したところで、ローレンスは木曜日の練習に限定復帰。これで日曜日の先発出場に望みをつないだ。

ローレンスはキャリアをスタートしてから46試合連続で先発出場している。

ローレンスは今季これまでの12試合で、パスで3,004ヤード、タッチダウン14回、インターセプト7回をマークしている。

ローレンスが出場できない場合、ベテランQBであるC.J. ビーサードがジャガーズでの3年間の在籍で初めて先発することになる。

ビーサードはサンフランシスコ・49ersでの2020年シーズン第17週以来先発出場がなかった。30歳のビーサードは49ersとジャガーズでキャリア通算30試合に出場し、先発12試合、2勝10敗、3,614パスヤード、タッチダウン18回、インターセプト14回を記録している。

月曜日に行われたベンガルズ戦では、ビーサードはローレンスの代役としてパス10回中9回成功で63ヤードをマークして、良い成績を残した。ビーサードは投げる方ではない肩を痛めたものの、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが今週初めに報じていたように、それを押してプレーする予定だ。

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区首位を維持したい8勝4敗のジャガーズは、アメリカ東部時間時10日(日)13時【日本時間11日(日)3時】にアウェーで7勝5敗のブラウンズと対戦する。

【KO】