ニューオーリンズ・セインツのクオーターバック（QB）デレック・カーは、現地8日（金）に練習にフル参加したものの、シーズン第14週のカロライナ・パンサーズ戦に向けたステータスはクエッショナブルとされている。

脳震とう、肋骨、右肩の負傷を抱えるカーは、水曜日と木曜日の練習は制限付きで参加していた。カーは依然として脳震とうプロトコルを通過しなければプレー許可が下りない。

カーはシーズン第13週のデトロイト・ライオンズ戦で激しい一撃を受けて退場。これは今季3回目の負傷離脱で、うち2回目は脳震とうプロトコルに登録された。しかし、カーは今シーズンに一度も先発を休んでいない。

もし、カーがプロトコルをクリアできなければ、QBジェイミス・ウィンストンが今季初先発することになるだろう。

万能プレーヤーとして知られるQB兼タイトエンド（TE）のテイサム・ヒルも足と左手の負傷を抱えている。ヒルはこの1週間、練習を休んでおり、日曜日の試合出場はクエッショナブルとされている。ヘッドコーチ（HC）デニス・アレンは金曜日に、ヒルの出番には手の問題よりも足のケガの方が問題だと指摘した。

他にもチームの故障者レポートでは、ランニングバック（RB）ケンドレ・ミラー（足首）とディフェンシブエンド（DE）アイザイア・フォスキー（四肢）が欠場と記載された。ワイドレシーバー（WR）クリス・オレーブ（病気）、DEキャメロン・ジョーダン（足首）、WRラシッド・シャヒード（太もも）、TEユウォン・ジョンソン（四肢）、ラインバッカー（LB）ピート・ワーナー（肩/腹斜筋）、ガード（G）ニック・サルディヴェリ（肩）、キッカー（K）ブレイク・グループ（股関節）もすべてクエッショナブルとしてリストアップされている。

3連敗中のセインツ（5勝7敗）はNFC南地区で生き残るためには忍耐力が必要だろう。

【KO】