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49ersのWRサミュエルが19回目のTDラン、WRのキャリア記録を更新

2023年12月11日(月) 11:54


サンフランシスコ・49ersのディーボ・サミュエル【AP Photo/Godofredo A. Vasquez】

あのワイドバックが走りによって歴史を作っている。

サンフランシスコ・49ersのワイドレシーバー(WR)ディーボ・サミュエルが、日曜日にキャリア19回目のタッチダウンランを決め、新たなワイドレシーバーの歴代ラッシングタッチダウン記録を打ち立てた。

サミュエルは第3クオーターで1ヤードのタッチダウンランを決め、49ersに21対10でのリードをもたらした。サミュエルのこの試合でのキャリーは1回だけだが、全体としてはタッチダウン2回を記録し、キャッチ7回で149ヤードをマークしている。

3試合連続でタッチダウンランを決めているサミュエルは、殿堂入りしたボビー・ミッチェル(キャリア通算タッチラウンラン18回)とのタイ記録を破った。

留意すべきは、ミッチェルはクリーブランド・ブラウンズでのキャリア最初の4シーズンを主にランニングバックとして過ごす中で、18回のラッシングスコアのうち、16回を記録していた点だ。

しかしながら、サミュエルは49ersにとってヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハン率いる攻撃陣における驚くべき存在となっており、ワイドもしくはスロットの位置からのエンドアラウンドにしろ、バックフィールドでのハンドオフからのランにしろ、スピードとパワーのある走りを見せてきた。

今季にサミュエルは5回のタッチダウンランをマークしている。

キャッチからであれ、ハンドオフからであれ、サミュエルの力強い走りはレコードブックに載るに値するものとなっている。

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