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胸部負傷のバイキングスWRジェファーソン、ベンガルズ戦に出場すると明言

2023年12月14日(木) 10:02


ミネソタ・バイキングスのジャスティン・ジェファーソン【NFL】

現地10日(日)、ミネソタ・バイキングスのワイドレシーバー(WR)ジャスティン・ジェファーソンは待望の復帰を果たしたが、わずか13回のプレーで退場することになった。

ジェファーソンは体の中央部に激しい打撃を受けたことで胸を負傷し、地元の病院に搬送されている。幸いにも大事には至らなかったため、ジェファーソンはアレジアント・スタジアムに戻ってチームメイトがラスベガス・レイダースに3対0で勝利するのを見届けた。

ジェファーソンは今度こそ本格的に復帰を果たす準備ができているようだ。

水曜日に「かなりいい感じだ」と報道陣に明かしたジェファーソンは「ヒットと、ヒットの後に起きる可能性があったことを考えると、用心深くならざるを得なかったし、俺の体に何が起こっているのか確認しなきゃいけなかった。もちろん、しんどい時間ではあったさ。7週間か8週間ぶりで、復帰したいと思っていたし、チームの一員としてプレーしたいと思っていた。でも、あれが起きたときの状況を踏まえると、試合から外されざるを得なかった」と続けている。

ジェファーソンが負傷したのは第2クオーターにクオーターバック(QB)ジョシュア・ドブスがフィールド中央に向かってボールを投げたときだ。ジェファーソンはそのボールをキャッチしようとして無理に体を伸ばし、無防備な状態になっていた。そんなジェファーソンにレイダースのセーフティ(S)マーカス・エップスがヒット。ジェファーソンはボールをキープして15ヤードのゲインに成功したものの、かなり痛がっている様子を見せていた。

ジェファーソンは肋骨が折れていないか、内出血している可能性がないかを検査するために病院に運ばれたと報道陣に明かしている。結局、今回のケガは“内臓打撲”だったとジェファーソンは説明した。

回復するための時間を与えられれば、ジェファーソンが確実に自分の助けを必要としているバイキングスのために、シーズン第15週にプレーすることはできそうだ。ジェファーソンは水曜日に報道陣に対し、衝突による影響は何もないとコメント。土曜日に行われるシンシナティ・ベンガルズ戦に出場する道は開かれている。

「今週は新しい週だし、絶対にいい試合をしたい」とジェファーソンは強調した。

バイキングスがベンガルズとの重要な一戦でジェファーソンを必要とすることは間違いない。バイキングスは同じく7勝6敗でプレーオフを目指すベンガルズと敵地で対戦する。土曜日に初めてバイキングスの一員として先発を務めるベテランバックアップQBニック・ムレンズは、チームで最高のパスキャッチャーが試合に出られることを知れば喜ぶはずだ。

ジェファーソンとバイキングスは12月16日(土)アメリカ東部時間13時【日本時間17日(日)3時】から『NFL Network(NFLネットワーク)』と『NFL+』で放送されるベンガルズ戦に挑む。

【RA】