足首負傷のドルフィンズWRヒル、ジェッツ戦はクエッショナブル
2023年12月16日(土) 16:16チーターが足を痛め、シーズン第15週の試合への出場状況は不確かだ。
マイアミ・ドルフィンズのヘッドコーチ(HC)マイク・マクダニエルが現地15日(金)に発表したところによると、ワイドレシーバー(WR)タイリーク・ヒルは日曜日に控えるニューヨーク・ジェッツ戦に出場できるかはクエッショナブルとのこと。その後、チームはヒルの出場状況を正式に発表した。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のキャメロン・ウルフによれば、マクダニエルHCは記者団に対して「これは彼のキャリアだ。話し合った結果、こうなる・・・彼が自信を持って自分らしさを出せるなら、そしてトレーナーからのサポートもあれば彼はプレーする。そうでなければ出場しない」と語ったという。
ヒルは、ドルフィンズがテネシー・タイタンズに敗れた月曜夜の試合で足首を負傷。プロボウルに選出されたことのあるヒルは、試合中に長時間の出場を逃したものの、最終的には戻ってきた。しかし、今週の練習には参加しておらず、マクダニエルHCはヒルの出場が試合当日の判断になるだろうとしている。
ヒルが出場できない場合、または制限された場合、ジェイレン・ワドルがクオーターバック(QB)トゥア・タゴヴァイロアにとってナンバーワンワイドレシーバーの役割を担うことになる。ブラクストン・ベリオス、セドリック・ウィルソン、さらにはチェイス・クレイプールも、手強いジェッツのディフェンスに対して、より大きな役割を果たすかもしれない。
とはいえ、ヒルを失うことはマクダニエルHC率いるドルフィンズのオフェンスにとって大きな打撃となる。またランニングバック(RB)デボン・エイチェーンもつま先の負傷でクエッショナブルとしてリストアップされており、プレーできない可能性がある。
タイタンズ戦でヒルがサイドラインにいた間、ドルフィンズのパフォーマンスは停滞しており、そのことがヒルの不在の大きな影響を如実に示していた。
ヒルは今季13試合に先発出場し、1,542レシーブヤード、タッチダウン12回、1試合あたり平均118.6ヤードをマークしてNFL首位に立っている。NFL史上初の1シーズン2,000ヤード達成WRを目指すヒルの快進撃は間違いなく打撃を受けるだろうが、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)東地区制覇を狙うドルフィンズにとっては、ヒルの有無よりも勝利の方が差し迫った問題だ。
9勝4敗のドルフィンズは、アメリカ東部時間時17日(日)13時【日本時間18日(月)3時】にホームで5勝8敗のジェッツと対戦する。
【KO】