グリーンベイ・パッカーズのトップランニングバック（RB）の2人であるアーロン・ジョーンズとA.J.ディロンが、現地17日（日）のタンパベイ・バッカニアーズ戦でのクエッショナブルとなっている。

ジョーンズはMCL（内側側副靭帯／ないそくそくふくじんたい）捻挫で過去3試合を欠場していたものの、今週は制限付きで練習に参加。またディロンは親指を骨折しており、週の初めには参加していなかったが、金曜日には制限付きで練習に参加している。

ディロンの出場可否は、金曜日の練習で親指にパッドを当てた状態でボールをどう扱えるかにかかっていると思われる。

チームの公式ウェブサイトによると、パッカーズのヘッドコーチ（HC）マット・ラフルアーは「今まさに取り組んでいるところだ」とコメントし、こうつけ加えたという。「かなりしっかりとパッドを当てていた。それでどこまでやれるか様子を見るよ」

ラフルアーHCはジョーンズについて「彼は今日やるべきことをやった」とより楽観的な見方を示している。

ジョーンズは今季ケガのため6試合を欠場しており、7試合でキャリー66回、ラン245ヤード、タッチダウン2回を記録している。ジョーンズの欠場中は、ディロンが13試合出場でキャリー164回、575ランヤード、タッチダウン1回をマークし、パッカーズをリードしてきた。

バックフィールドの状況にかかわらず、パッカーズはクオーターバック（QB）ジョーダン・ラブとパスゲームに頼ることが予想される。対戦相手のバッカニアーズのディフェンスは、許した平均パスEPA（追加予想得点）で29位、許した平均ランEPAで5位に位置していると『Next Gen Stats（ネクスト・ジェン・スタッツ）』は伝えている。

他にもパッカーズの故障者レポートでは、コーナーバック（CB）ジャイア・アレクサンダー（肩）、セーフティ（S）ダーネル・サベージ（肩）、コーナーバックのエリック・ストークス（ハムストリング、故障者リザーブ入り）、ラインバッカー（LB）のクエイ・ウォーカー（肩）、ワイドレシーバー（WR）のドンタイヴィオン・ウィックス（足首）がすべてクエッショナブルと記載されている。

ワイドアウトのクリスチャン・ワトソン（ハムストリング）はダウトフルとされている。足首のケガを抱えているレシーバーのジェイデン・リードは特にステータス記載はなく、出場する見込みだ。

【KO】