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体調不良のイーグルスQBハーツ、シーホークス戦に向けてクエッショナブルに

2023年12月18日(月) 08:42


フィラデルフィア・イーグルスのジェイレン・ハーツ【AP Photo/Matt Slocum】

フィラデルフィア・イーグルスが現地18日(月)に行われるシアトル・シーホークス戦に向けてクオーターバック(QB)ジェイレン・ハーツのステータスをダウングレードした。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが日曜日に報じたところによると、体調不良によりクエッショナブルにダウングレードされたハーツは、土曜日の練習には参加しておらず、その24時間後に月曜日の試合に向けてクエッショナブルに指定されたという。チームは木曜日および金曜日の練習へのハーツの参加状況を記していなかった。ラポポートによると、チームメイトやコーチ陣の体調不良を避けるために、ハーツはチームメンバーとは別の飛行機で移動する予定とのこと。

その後、チームはハーツのステータスと月曜日のシーホークス戦に向けた移動プランを発表した。

サンフランシスコ・49ersとダラス・カウボーイズを相手に2連敗しているイーグルス(10勝3敗)は、月曜夜の試合を迎えるにあたり、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)で第5シードの位置につけている。

今シーズン、ハーツは全13試合に先発出場し、3,192パスヤード、タッチダウンパス19回、インターセプト10回、タッチダウンラン12回を記録してきた。ハーツが最後にレギュラーシーズンゲームを欠場したのは2022年シーズン第17週だ。

ハーツがシーホークス戦に出場できない場合、ニック・シリアニHC(ヘッドコーチ)率いるチームの先発は、新人のタナー・マッキーではなくベテランのマーカス・マリオタが務める可能性が高い。今オフシーズン、イーグルスはハーツと同じように足を使うデュアルスレット能力を買ってマリオタと契約した。

NFLでの9年間で先発した試合で34勝40敗という成績を収めてきたマリオタ。最近では2022年にアトランタ・ファルコンズで先発QBを務め、13試合に出場(5勝8敗)。パス成功率61.3%、2,219パスヤード、タッチダウン15回、インターセプト9回を記録した。マリオタはファルコンズ時代にデズモンド・リッダーの台頭によってベンチに下げられている。

【RA】