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肩負傷のベンガルズWRチェイスはスティーラーズ戦欠場の見込み

2023年12月22日(金) 08:53


シンシナティ・ベンガルズのジャマール・チェイス【AP Photo/Josie Lepe】

プロボウルに選出された経歴を持つシンシナティ・ベンガルズのワイドレシーバー(WR)ジャマール・チェイスは肩の靭帯を負傷し、シーズン第16週以降の試合も欠場する可能があると報じられていたが、ヘッドコーチ(HC)ザック・テイラーは現地19日(火)にチェイスを除外しなかった。

しかし、テイラーHCが木曜日に報道陣に対して、ベンガルズは土曜日に行われるピッツバーグ・スティーラーズ戦でチェイスを出場させないと発言したことにより、現在はチェイスの除外が正式に決まっている。

予想されていた通り、シーズン第15週に勝利したミネソタ・バイキングス戦で肩を負傷したチェイスは次の試合に出場できないことになっている。ベンガルズは初めて土曜日の試合に連続して出場する予定だ。

月曜日、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは肩のケガを抱えているチェイスがシーズン第16週に欠場し、それ以降も欠場する可能性があると報じていた。その1日後、テイラーHCはベンガルズがトップWRを欠くことになると発表する準備ができていなかった。

現在、ベンガルズは1番手のワイドレシーバーおよびクオーターバック(QB)を欠いた状態でプレーオフ争いに臨まなければならなくなっている。

QBジョー・バロウが手首のケガで今季の残る試合を欠場することが決まっている中で、8勝6敗のベンガルズは、主にバックアップQBジェイク・ブラウニングが見事なパフォーマンスを見せているおかげで、熾烈(しれつ)になっているプレーオフ争いに残っている状態だ。ブラウニングは直近の3試合でチームを連勝に導いている。

4連勝を挙げることの難易度は、チェイスの欠場が決まったことで確実に上がったと言えよう。

チェイスはレシーブ数(93回)、レシーブヤード(1,156ヤード)、タッチダウンレシーブ数(7回)でチームトップの成績を収めている。チェイスが欠場すればタイラー・ボイドと、前回の試合で2回のタッチダウンを決めたティー・ヒギンズがより多くターゲットになるはずだ。

現在AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)で第6シードの位置につけているベンガルズは、7勝7敗のスティーラーズと対峙する土曜日に、チェイス抜きでプレーオフ進出の可能性を維持することを目指している。

【RA】