ニューヨーク・ジェッツに、2023年で4人目の先発クオーターバック（QB）が登場する。

ヘッドコーチ（HC）のロバート・サラーが現地22日（金）に、日曜日に行われるワシントン・コマンダース戦ではトレバー・シーミアンが先発すると明かした。QBザック・ウィルソンは脳しんとうによって除外されている。

ウィルソンはシーズン第15週にチームがマイアミ・ドルフィンズに敗北した試合の途中で離脱し、シーミアンが代役を務めていた。

サラーHCはQBブレット・リピンがバックアップとなり、アーロン・ロジャースはサードクオータバックにはならないと話している。

今季最初の先発QBを務めたのはロジャースだったが、最初のドライブが終わらないうちにアキレス腱を断裂。ウィルソンは先発として4勝7敗をマークした。ティム・ボイルは2試合で先発の役割を担った後に、リリースされた。次に登場するのが、シーミアンだ。

シーミアンは2023年に2回、いずれもリリーフとしてギャンググリーンのクオーターバックを務め、パス48.7％成功、タッチダウン0回、インターセプト2回、サック5回、ファンブル4回という数字を残した。

火曜日に32歳になるシーミアンは、昨年にシカゴ・ベアーズで1試合に先発。ベテランのシグナルコーラーであるシーミアンは、デンバー・ブロンコスに在席していたとき以来、勝利を飾っていない（過去6試合で0勝6敗）。キャリア通算で見れば、先発として13勝17敗をマークしており、白星はすべてブロンコスで過ごした2016年と2017年に挙げたものだった。

日曜日に組まれた試合では、試合平均トータルヤードでNFL最下位（255.1ヤード）のジェッツ攻撃陣が、トータル被ヤードで最下位（384.5ヤード）のワシントン・コマンダース守備陣と相まみえる。

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