ニュース

脳しんとうのジャガーズQBローレンス、バッカニアーズ戦はクエッショナブル

2023年12月23日(土) 13:08


ジャクソンビル・ジャガーズのトレバー・ローレンス【AP Photo/John Raoux】

クオーターバック(QB)トレバー・ローレンスの48試合連続先発出場記録はまだ生きている。

脳しんとうプロトコルにとどまるジャクソンビル・ジャガーズQBローレンスはチームのシーズン第16週、タンパベイ・バッカニアーズ戦の出場がクエッショナブルとなっている。ヘッドコーチ(HC)のダグ・ペダーソンは現地22日(金)に記者陣に対し、ローレンスがタンパへチームとともに移動するには、土曜日に許可を得る必要があると話した。

ローレンスはシーズン第15週ボルティモア・レイブンズ戦で脳しんとうを起こしたが、その症状を訴える前に試合を終え、試合後に脳しんとうプロトコルに登録された。もしローレンスが日曜日にプレーできなければ、現在利き手と反対の肩を負傷しているベテランバックアップQBのC.J.ビーサードが先発することになる。

クオーターバックが膝と足首の負傷を抱えてプレーすることを余儀なくされた、ケガだらけの2023年シーズンにおいて、ローレンスの脳しんとうは最新の不幸と言える。ローレンスはジャガーズでの直近2試合、いずれも膝と足首の負傷を抱えたままプレーし、いずれも敗戦に終わっている。

そのような状態にもかかわらず、ローレンスは2023年シーズンにパス成功率65.9%、3,525ヤード、タッチダウン対インターセプト比18対10を記録している。しかし、ここ2試合はパス成功率が12.7%下がり、タッチダウン対インターセプト比4対5、パサーレーティング73.8と苦戦している。

ジャガーズは8勝6敗で、僅差ながらもAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区首位にしがみついている。インディアナポリス・コルツとヒューストン・テキサンズは残り3試合で同じ8勝6敗だ。

一方、チームには明るい兆しもある。2023年シーズン、ジャガーズはアウェーで非常に良いプレーをしており、ホームのデュバル郡以外で行われた試合では6勝1敗の成績を残している。チームはこの成功を日曜日に続けたいだろう。それがローレンスのリードであれば理想的だ。

【AK】