シーズン第16週を迎え、マイアミ・ドルフィンズのワイドレシーバー（WR）タイリーク・ヒルの調子は上向きだ。

現地24日（日）のダラス・カウボーイズ戦を前に、ヘッドコーチ（HC）のマイク・マクダニエルはヒルについて“いい感じ”と答えていたが、ヒルは木曜日と金曜日に練習した後、チームの金曜日の故障者報告でクエッショナブルの指定を受けた。

ヒルはシーズン第14週のテネシー・タイタンズ戦で足首を痛め、シーズン第15週のニューヨーク・ジェッツ戦での大勝を逃した。

シーズン第14週のヒルの試合途中での退場は、ドルフィンズの攻撃陣の弱点を露呈させた。チームの攻撃陣はスピードのあるスーパースターの稀有な才能に過度に依存し、試合後半にヒルが復帰するまではマンネリ化していた。しかしその1週間後、ドルフィンズはこの事実に確実に対応し、クオーターバック（QB）トゥア・タゴヴァイロアがWRジェイレン・ワドルへの60ヤードのタッチダウンパスを含む224ヤードを獲得したのを中心に、合計290ヤードを稼ぎ出し30対0でジェッツを下した。

シーズン第15週のヒルの欠場により、ヒル自身がシーズン2,000ヤード獲得とNFL年間最優秀選手賞の可能性を追求する可能性は低くなった。日曜日にヒルが出場できれば、2,000ヤード突破には各試合で約150ヤードが必要な3連戦が始まる。

リーグトップのドルフィンズの攻撃陣がヒルにそのチャンスを与えてくれるはずだ。ドルフィンズは、シーズン第15週のバッファロー・ビルズ戦で衝撃的な大敗を喫したカウボーイズの守備陣に勝利し、2連勝を狙う。

【AK】