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シーズン第16週の最優秀選手賞にラムズWRナクアやブラウンズWRクーパーらが選出

2023年12月28日(木) 12:57


クリーブランド・ブラウンズのアマリ・クーパー【AP Photo/Maria Lysaker】

リーグは毎週、現地の水曜日に週間最優秀選手を発表している。シーズン第16週の栄誉に輝いた選手たちは以下の通り。

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
アマリ・クーパー(WR/クリーブランド・ブラウンズ)

現地24日(日)、ワイドレシーバー(WR)アマリ・クーパーの怪物級の活躍のおかげで、歴史が作られた上に、クリーブランド・ブラウンズには勝利がもたらされた。クーパーはブラウンズがヒューストン・テキサンズに36対22で勝利した試合でレシーブ11回、265ヤード、タッチダウン2回をマーク。今回記録したレシーブヤードでブラウンズの単一ゲームにおける記録を塗り替えたクーパーは、チームをプレーオフ進出決定まであと1勝というところまで近づけている。

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
プカ・ナクア(WR/ロサンゼルス・ラムズ)

ロサンゼルス・ラムズが木曜日に30対22でニューオーリンズ・セインツを下した試合で、WRプカ・ナクアは輝かしいルーキーシーズンの中でも特に素晴らしいパフォーマンスを見せた。ナクアはレシーブ9回、164ヤード、2ヤードのタッチダウンという素晴らしい数字を残している。さらに、スペシャルチームの一員としてオンサイドキックリカバリーで貢献したナクアは、ランニングゲームでも16ヤードのランを披露。ファーストダウンのキャリーも含め、ラムズの勝利を決定的なものにした。

AFCディフェンス部門週間最優秀選手
カイル・ハミルトン(S/ボルティモア・レイブンズ)

月曜夜、ボルティモア・レイブンズがサンフランシスコ・49ersを下した試合でその基調を打ち出したのはセーフティ(S)カイル・ハミルトンだった。レイブンズがこの試合で決めた5回のインターセプトのうち最初のインターセプトに成功したハミルトン。個人としてはインターセプト2回、タックル5回、パスブレークアップ3回という記録でこの試合を締めくくった。

NFCディフェンス部門週間最優秀選手
イファトゥ・メリンフォンウ(S/デトロイト・ライオンズ)

デトロイト・ライオンズは日曜日、ミネソタ・バイキングスに30対24で勝利して、フランチャイズ史上初となるNFC北地区優勝と、30年ぶりとなる地区タイトル獲得を成し遂げた。この試合でSイファトゥ・メリンフォンウほど、フィールドを縦横無尽に動き回ってチームの成績に貢献した選手はいなかったと言えよう。メリンフォンウはチームが快挙を成し遂げたこの日にタックル5回、サック2回、パスブレークアップ2回、インターセプト1回を記録した。

AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
ジェイソン・サンダース(K/マイアミ・ドルフィンズ)

日曜日には攻撃面で熱戦が繰り広げられると予想されていたが、実際はスペシャルチームの見せ場となった。キッカー(K)ジェイソン・サンダースは29ヤードの決勝ゴールを決め、マイアミ・ドルフィンズが22対20でダラス・カウボーイズに勝利するのを決定づけている。サンダースは渾身の力を発揮して57ヤード、52ヤード、54ヤードのフィールドゴールにも成功しており、合計5回のフィールドゴールを決めた。ドルフィンズがプレーオフ進出を確定させたこの試合で、サンダースは16得点を挙げている。

NFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
ヤンオエ・ク―(K/アトランタ・ファルコンズ)

Kヤンオエ・ク―は日曜日に完ぺきなパフォーマンスを見せ、アトランタ・ファルコンズがインディアナポリス・コルツに29対10で勝利するのに貢献したことで、チームのプレーオフ進出への望みをつないだ。クーは2本のエクストラポイントと、23ヤード、47ヤード、41ヤード、35ヤード、25ヤードのフィールドゴールを決め、7回中7回のキックに成功している。

【RA】