左手親指と大腿四頭筋を負傷し、練習に制限がかかっているマイアミ・ドルフィンズのクオーターバック（QB）トゥア・タゴヴァイロアが現地31日（日）に控えたAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）の重要な試合から退くことはない。

ヘッドコーチ（HC）マイク・マクダニエルがタゴヴァイロアはシーズン第17週のボルティモア・レイブンズ戦で先発出場する予定だと報道陣に明かした。

ただし、タゴヴァイロアは主要なレシーバーの1人なしでプレーすることになる。ワイドレシーバー（WR）ジェイレン・ワドルが先週のダラス・カウボーイズに勝利した試合でハイアンクルスプレインに見舞われて水曜日と木曜日の練習に参加せず、レイブンズ戦は欠場するとマクダニエルHCは伝えた。

タゴヴァイロアは水曜日の故障者レポートに掲載され、過去2日間の練習も制限されていたものの、それでも今季16試合目の先発出場予定だ。シーズンで13試合以上先発したことがない4年目のタゴヴァイロアはオフシーズンの重要課題であったフルシーズン先発を目指す。

タゴヴァイロアは今季パス成績1位のタイトルにも近づいており、シーズン第17週を迎える時点でリーグ最多の4,214ヤードを記録し、タッチダウン26回、インターセプトわずか10回、NFL最高のパス成功率70.5％を誇っている。

タゴヴァイロアは一か八かの試合で優秀なレイブンズのディフェンスに直面する。

ドルフィンズはシーズン第16週にプレーオフ進出を決めたが、日曜日の試合でレイブンズに勝てばAFC東地区優勝を決め、AFC第1シードへの望みをつなぐことができるだろう。

タゴヴァイロアと11勝4敗のドルフィンズはホストチームである12勝3敗のレイブンズと、アメリカ東部時間12月31日（日）13時【日本時間2024年1月1日（月）3時】に対戦する。

【KO】