ドルフィンズOLBチャッブがACL断裂で今季終了
2024年01月02日(火) 08:08マイアミ・ドルフィンズはプレーオフ進出を決めているが、残念ながら、プロボウルの経歴を持つパスラッシャー不在で戦わなければならない。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地1日(月)に情報筋の話として報じたところによると、アウトサイドラインバッカー(OLB)ブラッドリー・チャッブが敗れたボルティモア・レイブンズ戦でACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂、残るシーズンを欠場するとのこと。27歳のチャッブにとってキャリアで2度目の大ケガだ。
ラポポートは試合が行われた日曜日の時点で、チャッブに重大な負傷の恐れがあると報じており、月曜日に受けたMRI検査でそれが確認された。
2度のプロボウラーであるチャッブは7シーズン目にして、レイブンズ戦以前の2試合を通して4.5サックを記録し、ドルフィンズの戦力として活躍。今季はサック11回、フォースドファンブル6回、タックル74回をマークしている。
才能あふれるチャッブにとっては不運ながら、負傷は選手本人にとっても、ドルフィンズのパスラッシュにとっても珍しいわけではない。
チャッブはデンバー・ブロンコスに所属していた2019年シーズン、わずか4週間でACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂によってシーズンを棒に振り、2021年には足首のケガで10試合を欠場した。
また、ドルフィンズはすでにジェイラン・フィリップスをアキレス腱断裂によって失っており、チャッブはチームメイトのフィリップスがいる故障者組に加わる格好となる。
ドルフィンズはレギュラーシーズン最終戦となるシーズン第18週にバッファロー・ビルズと対戦する予定だ。
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