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シーズン第17週のバックアップ役拒否という報道を否定するスティーラーズQBピケット

2024年01月03日(水) 10:50

ピッツバーグ・スティーラーズのケニー・ピケット【AP Photo/Matt Freed】

ピッツバーグ・スティーラーズのクオーターバック(QB)ケニー・ピケットが先週のバックアップクオーターバック役を拒否したとの指摘に反撃している。

現地2日(火)、ロッカールームから話したピケットは医学的に出場許可が降りなかったため、アメリカの大みそかに行われたシアトル・シーホークス戦――スティーラーズが勝利――はインアクティブだったと主張。

『The Athletic(ジ・アスレチック)』によると、ピケットは個人のメディアセッションが始まるとともに、報道陣に対して「攻撃的な報道を見た。自分の性格とか、人としての振る舞いとか、選手の立場にさえなっていない報道だと思った」と話し始めたという。

「バックアップクオーターバックになるように、なんて、そんな話は出ていない。もしプレーするのに十分健康だったのなら、トレーナーもコーチもプレーできると判断して自分を先発出場させていただろう。彼らがそうじゃないと思ったのなら、そして、実際にそう判断したからこそ、俺は着替えずに試合にも出ていない。だから、誰がそれを報じたのか知らないし、どこから来た話なのかも知らないけど、そんなことを書いて報じるなんてクレイジーな話だ。彼らは自分たちの主張を証明しようとしたり、自分の立場やキャリアに生かそうとしたりしたんだろう。メディアってそういうものだろうしね」

「でも、何の根拠もなく、あんなことを書かれてすごくがっかりしている。だから、今週は自分が2番手だ。手術から4週間経った今、自分が2番手を務めるのは問題ないと言われている。だから俺は2番手をやるし、ボルティモア(レイブンズ)戦に向けてやるべきことをやる。この件で他に質問があったとしても、もうすでにしっかり答えたつもり。他になにかあれば、ボルティモアに関する質問とか、そういうのがあれば答える」

シーズン第18週を前に、ピケットには医学的なゴーサインが出ており、火曜日のウオークスルーにもフル参加していたが、ヘッドコーチ(HC)を務めるマイク・トムリンはメイソン・ルドルフの先発起用にこだわっている。ベテランQBのルドルフが司令塔を担ったオフェンスは機能し、先発した2試合でスティーラーズは1試合平均で432.5ヤード、275.0パスヤード、32得点を挙げている。

1巡目指名選手として、ピケットは当然ながらルドルフ先発にこだわるトムリンHCの判断に戸惑っているだろうが、スティーラーズの勝利とプレーオフ進出の可能性を維持するため、必要なことはすべてやる覚悟だとピケットは主張しているのだ。

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