プレーオフ進出確定のラムズがレギュラーシーズン最終戦でQBウェンツを先発起用
2024年01月04日(木) 08:56クオーターバック(QB)カーソン・ウェンツがシーズン最終戦で先発の座に戻ってくる。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが現地3日(水)に状況を知る人物の話をもとに伝えたところによると、ロサンゼルス・ラムズがシーズン最終戦にあたるサンフランシスコ・49ersとの一戦でウェンツを先発起用するとのこと。
この動きによって、シーズン第17週にワイルドカードの座を射止めたラムズがポストシーズンでの戦いに臨む前に、QBマシュー・スタッフォードは少しばかり休息できるだろう。
ラムズはグリーンベイ・パッカーズに敗れた試合で先発を務めるも精彩を欠く結果を残した当時のバックアップQBブレット・リピンをリリースした後、11月にウェンツと契約した。
2016年にフィラデルフィア・イーグルスからドラフト全体2位で指名されたウェンツは、この4年で4つ目のクラブで先発を務めることになる。ウェンツは2022年にワシントン・コマンダースの一員として7試合に先発出場して2勝5敗、パス成功率62.3%、1,755ヤード、タッチダウン11回、インターセプト9回を記録。最後に先発したのは2023年1月1日に行われたシーズン第17週のクリーブランド・ブラウンズ戦で、この試合に敗れたコマンダースはポストシーズン進出を逃した。
それから1年以上が経った今、ウェンツはショーン・マクベイHC(ヘッドコーチ)の下で再び先発のチャンスを手に入れている。そこで期待通りの輝きを放つことができれば、2024年に別の機会を得られるかもしれない。
日曜日の試合を迎えるにあたり、49ersは第1シードを確保している状態だ。ラムズは勝てば第6シードを手にし、負けてパッカーズが勝てば第7シードに順位を落とす可能性がある。意味のないことではないが、プレーオフのシード権はマクベイHCがスタッフォードに1週間の休みを与え、その間にウェンツを試すことを妨げる十分な理由にはならなかったようだ。
【RA】