ドルフィンズRBモスタート、WRワドルはビルズ戦欠場の見通し
2024年01月07日(日) 17:51サンデーナイトゲームでAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)東地区優勝を目指すマイアミ・ドルフィンズは、2人の大物プレーメーカーを欠くことになる。
ランニングバック(RB)ラヒーム・モスタートとワイドレシーバー(WR)ジェイレン・ワドルがビルズとの試合を欠場する見通しだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが現地6日(土)、伝えた。
どちらの選手もプレーオフには出場できるだろうということだ。
膝と足首を痛めて今週2回の練習を欠席し、5日(金)に制限付きとなってステータスがクエッショナブルのモスタートにとっては2戦連続の試合欠場となる。
31歳のモスタートだが、このところ若さの泉を見つけたような活躍ぶりを見せていた。実質的にシーズン第16週でレギュラーシーズンを終えながらも、モスタートはサンフランシスコ・49ersのクリスチャン・マカフリーと並ぶNFL最多のスクリメージタッチダウン21回を記録している。
代役に入るのは今回もRBデボン・エイチェーンで、先週は18回のタッチで137ヤードとタッチダウン1回を奪ってみせたが、ドルフィンズは残念ながらボルティモア・レイブンズに大敗してAFCの第1シード争いから脱落してしまった。
足首を痛めて欠場するワドルも練習で同様の経過をたどり、同じくクエッショナブルとなっている。こちらもまた、2戦連続での欠場だ。
タイリーク・ヒルをバットマンだとすればロビン役を務めたワドルはレギュラーシーズンをレシーブ72回、1,014ヤードとタッチダウン4回で終えることになる。
そのワドルがいないとなれば、ビルズディフェンスはヒルをシャットダウンすることに焦点を切り替えてくるだろう。
ドルフィンズはすでにプレーオフ進出を決めていて、日曜日に勝っても負けてもまだ試合が続くことは確定済みだが、ホームで2008年以来となる地区タイトルを獲得して臨む方がずっといいのは明らかだ。
一方、彼らの試合より先にジャクソンビル・ジャガーズが勝利を収めた場合、ビルズはここで勝たなければポストシーズンの望みが絶たれるという厳しい状況に直面することになる。
ドルフィンズは11勝5敗、ビルズは10勝6敗でAFC東地区タイトルを賭けてシーズン第18週の試合に臨む。
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