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ライオンズTEラポルタが負傷、反張膝と骨打撲でポストシーズン初戦は欠場濃厚

2024年01月08日(月) 08:00


デトロイト・ライオンズのサム・ラポルタ【AP Photo/Paul Sancya】

デトロイト・ライオンズは現地7日(日)、上位シード権を目指してレギュラーシーズン最終戦に挑んだものの、その過程で代償を払うことになった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話として、最終戦でミネソタ・バイキングスを30対20で破ったライオンズのタイトエンド(TE)サム・ラポルタが反張膝と骨打撲を負い、いくらか離脱する可能性が高いと報じている。

ラポルタはバイキングス戦で5回目となるキャッチを決めた際、芝に足を引っ掛けて負傷。

診察のため、カートに乗せられてロッカールームに下がり、まもなくして途中離脱が発表された。

NFLの新星の1人として飛躍していたラポルタにとっては大きなケガだ。

ラポルタはバイキングス戦序盤にスコアを挙げ、ルーキーシーズンに10回のタッチダウンを決めたNFL史上3人目の新人TEとなり、キース・ジャクソンが持つ35年前の新人TEレシーブ記録を86回に更新して歴史に名を刻んだばかりだった。ラポルタは889レシーブヤードを稼いでレギュラーシーズンを終えることになる。

ただ、スーパーワイルドカード週末に挑むライオンズにとってラポルタの負傷は重大なタイミングで起きてしまった。

アモン-ラ・セント・ブラウン、デビッド・モンゴメリー、同じく新人のジャーマイア・ギブスとともに、ライオンズの武器として好パフォーマンスを発揮していたラポルタは司令塔を務めるジャレッド・ゴフのよく整備されたオフェンスマシンの重要な役割を担ってきた。

シーズン第18週を前に第2もしくは第3のシード権を持ってプレーオフに進む可能性があったライオンズは、今季ラストゲームを勝利で飾った結果、ダラス・カウボーイズがワシントン・コマンダースに、かつ、フィラデルフィア・イーグルスがニューヨーク・ジャイアンツに敗れた場合に限り、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)第2シードを獲得できる。

2016年以来のポストシーズンを戦うライオンズがラポルタとともに再び試合に臨むためには少なくとも1勝する必要がありそうだ。

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