現地15日（月）夜に行われるNFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）ワイルドカード戦でタンパベイ・バッカニアーズがフィラデルフィア・イーグルスを迎え撃つ際に、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の家族3人は、バッカニアーズの名誉チームキャプテンとなる。

マーティン・ルーサー・キング三世さんとアンドレア・ウォーターズ・キングさん、ヨランダ・リネー・キングさんは特別ゲストとして試合会場を訪れ、レイモンド・ジェームス・スタジアムで行われる試合前のコイントスに参加する予定だ。キング家のメンバーがNFLの試合でキング牧師記念日の記念行事に参加するのは初めてのことだ。

バッカニアーズの共同オーナーであるダーシー・グレイザー・カゼウィッツは「マーティン・ルーサー・キング牧師の偉大なレガシーを祝うこの特別な夜に、キング牧師一家が出席されることは光栄であり、また特権でもある。マーティン・ルーサー・キング三世財団が行っている活動は、まさに人々の心を動かすものであり、目的を持った対話とインパクトのあるプログラムを通じて、有意義で前向きな変化をもたらすというバッカニアーズの社会正義の使命に合致している」と述べた。

バッカニアーズは試合中にビデオボードで特別な映像やグラフィックを表示することも計画している。ハーフタイムには、ベスーン・クックマン大学コンサート・コラールが“Lift Every Voice and Sing（リフト・エブリ・ボイス・アンド・シング）”や“I Can See Clearly Now（アイ・キャン・シー・クリアリー・ナウ）”、“Way Over in Beulah Land（ウェイ・オーバー・イン・ベウラ・ランド”を歌う予定だ。

【RA】