ビル・ベリチックがファルコンズと面談
2024年01月16日(火) 14:37かつてこのチームとの対戦で28対3をひっくり返した男が、2024年にアトランタ・ファルコンズのヘッドコーチ(HC)に就任することはあるだろうか?
ファルコンズが現地15日(月)夜、元ニューイングランド・ペイトリオッツHCのビル・ベリチックと、空位になっているファルコンズHC職の面談を正式に行ったことを明らかにした。
ベリチックとペイトリオッツは去る木曜日に別々の道を歩み始めており、その5日前にはファルコンズがアーサー・スミス元HCを解雇している。
ベリチックがペイトリオッツを離れてから受けた面談はこれが最初であり、まだ締結が見込まれる契約があるわけではないが、お互いに現在進行中の対話には関心を持っていると、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報じた。
ベリチックはペイトリオッツで過ごした24シーズンで、チームを9回のスーパーボウル進出に導き、そこで6回優勝。これはファルコンズというフランチャイズが挙げてきた勝利を6度上回る。ファルコンズがスーパーボウルにたどり着いたのは2回で、最後の出場は2016年シーズン。ファルコンズが28対3でリードしながらも、ベリチックのペイトリオッツに逆転され、34対28で落としたことでよく知られる試合だ。
ベリチックはまた、ニューイングランドの事実上のジェネラルマネジャー(GM)でもあった。ファルコンズのオーナーであるアーサー・ブランク、リッチ・マッケイCEO、テリー・フォンテノーGMとどうかかわっていくかが、ベリチックがこの仕事について検討する上で大きいだろう。
ファルコンズはこれまでに6名の候補者と面談しており、少なくともさらに4名に面談を申し入れたとペリセロが伝えた。
71歳のベリチックは、プレーオフを含めてヘッドコーチとしてキャリア通算333勝を誇り、ドン・シュラがマークした歴代最多の347勝を追いかけている。
ベリチックがファルコンズに加わるとすれば、ファンの関心はにわかに高まるだろう。また、今すぐ勝利をつかむオペレーションというブランクの望みも満たされるかもしれない。
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