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ドルフィンズWRヒルのタッチダウンが『ハードノックス』シーズン最終話のハイライトに

2024年01月17日(水) 14:47

マイアミ・ドルフィンズのタイリーク・ヒル【NFL】

現地13日(土)、マイアミ・ドルフィンズのワイドレシーバー(WR)タイリーク・ヒルはかつて所属していたチームとの2度目の対決に臨んだ。

1度目の対戦はドイツで行われたレギュラーシーズンゲームだった。しかし、今回実施されたワイルドカードラウンドのカンザスシティ・チーフス戦で、ヒルはアローヘッド・スタジアムに戻っている。

『Hard Knocks: In Season with the Miami Dolphins(ハードノックス・イン・シーズン・ウィズ・マイアミ・ドルフィンズ)』の最終エピソードで見られた通り、ヒルは古巣で臨んだ今回の試合で、53ヤードのタッチダウンレシーブを決めることで、チームにとって最大の見せ場を作り出したと言えよう。

ヒルとその仲間にとって残念なことに、それはこの試合の攻撃面における最初で最後のハイライトとなり、ドルフィンズは昨季のスーパーボウル王者に26対7で惨敗した。

カンザスシティの厳しい寒さの中で、ドルフィンズのシーズンは土曜日にワイルドカードラウンド敗退という形で幕を閉じている。また、それに伴ってハードノックスも終了しており、ドルフィンズの敗退後にシーズン最終話が公開された。

第2クオーター開始早々にタッチダウンを決め、チーフスとの点差を10対7まで縮めた後、ヒルは妻のもとに駆け寄り、タッチダウンボールを渡している。その後、ヒルはサイドラインでチームメイトに「俺を頼れ、俺を頼ってくれ」と伝えていた。

しかし、ドルフィンズはそれができなかった。ヒルはターゲット8回、キャッチ5回、62ヤード、タッチダウン1回という数字で試合を終えている。ハイライトとなったプレーを除くと、ヒルの成績はキャッチ4回、9ヤードだ。

ヒルにとっては満足のいかないホームカミングとなり、ドルフィンズにとっては不幸な結末となっている。

【RA】