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引退についての決断は「時が来たら」話すとイーグルスCケルシー

2024年01月18日(木) 10:20

フィラデルフィア・イーグルスのジェイソン・ケルシー【AP Photo/Doug Benc】

ジェイソン・ケルシーの13年間のNFLキャリアは、現地15日(月)に行われたタンパベイ・バッカニアーズ戦で敗れて幕を閉じたかに見えたが、まだ正式な決断は下していない。

フィラデルフィア・イーグルスのベテランのセンター(C)ケルシーは水曜日に、弟のトラビス・ケルシー(カンザスシティ・チーフスのタイトエンド/TE)と共に出演しているポッドキャスト『New Heights with Jason and Travis Kelce(ニュー・ハイツ・ウィズ・ジェイソン・アンド・トラビス・ケルシー)』で、以前の報道に反して、NFLでのキャリアの将来に関する決断はまだ下していないと語っている。

月曜日にイーグルスがシーズン終了を告げる敗戦を喫した直後、ケルシーはフィールドから退場する際、サイドラインで明らかに感情的になっているのが見て取れた。その後、『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロは火曜日の朝、ケルシーが試合後にチームメイトと話し、引退の意思を示したと報じている。

しかし、水曜日のポッドキャストで弟と話したケルシーは、これまで報道されてきたこととは反して、自身の将来について何も決定的なことは発表されていないと説明した。

ケルシーは「ニック(シリアニ、ヘッドコーチ/HC)は俺に話す機会を与えてくれたんだ。メディアにリークされちゃったけれど、意図して発表したわけじゃない」と述べ、次のように続けている。

「ああいう試合の後では、本当に決断できるような状況にはないと思う。俺にはできない。その瞬間の感情が強すぎて、その決断をしっかりと見極めることはできないんだ」

もし引退することになれば、ケルシーは殿堂入りにふさわしいキャリアに終止符を打つことになる。ケルシーはイーグルスでプロボウルに7回、オールプロのファーストチームに6回選出され、スーパーボウルトロフィーを1回獲得した。

「今後どうなるかを正式に発表する時が来たら、それは明確な形で、自分の今のキャリアに導いてくれた多くの大切な人々や個人に敬意を表す形で発表することになるだろう」とケルシーは語り、こうつけ加えた。

「ああいう試合の直後にそれをするのは、敬意を表しているとは思えないし、正確だとも思わない。でも確かに俺はチームに挨拶して、こう言ったんだ。“俺はお前たち1人1人を信じている。このリーグでの一瞬一瞬を大切にしろ”ってね」

【KO】