ボルティモア・レイブンズのタイトエンド（TE）マーク・アンドリュースが今週の練習における最後の2回にフル参加したのはうれしい驚きだった。そして、このスタータイトエンドは現地20日（土）に行われるAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）ディビジョナルラウンドのヒューストン・テキサンズ戦に向けて、正式にクエッショナブルとされている。

木曜日、レイブンズのヘッドコーチ（HC）ジョン・ハーボーは正式な試合のステータスが発表される前に報道陣の対応をした際に、アンドリュースのステータスは“未定”だと説明していた。

キャリア2年目のTEアイザイア・ライクリーはアンドリュースが11月16日に足首に重傷を負って離脱して以来、キャッチ21回、322ヤード、タッチダウン5回と、アンドリュースの穴をしっかりと埋めている。アンドリュースが復帰すれば、レイブンズのオフェンスはより危険なものになるだろう。

チーム公式サイトによると、アンドリュースは水曜日に報道陣に対して「最終的には、自分がどう感じるかだ。このチーム、選手たち、そしてタイトエンドがどれだけ優れているは分かっているし、自分が彼らの役に立てそうだと思ったら行くつもりだ。近くてもそういう状態じゃなかったら、彼らに任せる」と話したという。

アンドリュースはレイブンズにとってプレーオフ初戦となる今週末の試合に間に合うよう、“復帰するために”できることは“すべてやっている”とつけ加えた。

レイブンズはクオーターバック（QB）ラマー・ジャクソンの英雄的な活躍や、その他の選手の素晴らしいパフォーマンスによって2023年レギュラーシーズンを力強く終えたことで第1シードを獲得し、スーパーワイルドカード週末をバイウイークとすることができた。アンドリュース――ジャクソンが好んでターゲットにしてきた選手――を迎えることで、ジャクソンは1年で最も重要な時期により多く魔法のようなプレーを生み出すための新たな選択肢を得られるだろう。

11月16日、アンドリュースはシンシナティ・ベンガルズに勝利したサーズデーナイトフットボールでベンガルズの守備選手からヒップドロップタックルを受けて足首を負傷した。当時は誰もが今季絶望になると予想していたが、アンドリュースはリハビリを順調に進め、ポストシーズンに復帰できる可能性が出てきている。

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