ニュース

タイタンズ元HCブラベルがHC候補としてチャージャーズと面談

2024年01月19日(金) 10:25


マイク・ブラベル【AP Photo/Matt Freed】

マイク・ブラベルが市場に戻ってきた。

以前にテネシー・タイタンズのヘッドコーチ(HC)を務めていたブラベルが、ロサンゼルス・チャージャーズのヘッドコーチ候補として面談に臨むために、現地18日(木)にロサンゼルスを訪れていると、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話をもとに報じた。1月9日にタイタンズから突然解雇されて以来、ブラベルが面談を受けると報道されたのは今回が初めてだ。その後、チャージャーズは木曜午後にブラベルとの面談を終えたと発表している。

タイタンズの指揮を執った6シーズンでレギュラーシーズン54勝45敗の成績を残したブラベルは、チームを3回プレーオフに導き、そこで2勝を挙げている。タイタンズは6勝11敗でシーズンを終えたあと、意外なことにブラベルと決別。2023年シーズン、ブラベルはジェネラルマネジャー(GM)を務めていたジョン・ロビンソンが2022年に解雇された後、クオーターバック(QB)ポジションの不安定さを克服し、過渡期にあるロースターを指導することを求められていた。

ブラベルは、候補者を評価する際にヘッドコーチとしての経験があることをプラスの要素として見ると明らかにしているチャージャーズにとって、理想的な人物だと言えよう。ブラベルはレスリー・フレージャーや現ミシガン大学HCジム・ハーボー、カウボーイズの守備コーディネーター(DC)ダン・クインなど、過去にNFLでヘッドコーチを務めたことがある候補者の中の1人となっている。

チャージャーズはブランドン・ステイリーを雇ったときとは異なる道を意図的に進んでいるようだ。NFLでヘッドコーチを務めた経験がない状態でチャージャーズの指揮官に就任したステイリーは、最終的に24勝24敗という戦績で3シーズン目の途中に解雇された。チャージャーズはフランチャイズクオーターバックを筆頭に、多くの才能ある選手を抱えながら、これ以上NFLの中堅(あるいはそれ以下)にとどまっているわけにはいかないチームを率いることができるような経験者を探している。

【RA】