NFLが第58回スーパーボウルのレフェリーにビル・ビノビッチを選出
2024年01月24日(水) 11:51来月にラスベガスで開催される第58回スーパーボウルの審判団を、ベテランのビル・ビノビッチが率いることになった。
現地23日(火)、NFLはビノビッチが3度目のスーパーボウルレフェリーを担当し、アンパイアのテリー・キレンズ、ダウンジャッジのパトリック・ホルト、ラインジャッジのマーク・パールマン、フィールドジャッジのトム・ヒル、サイドジャッジのアレン・ベインズ、バックジャッジのブラッド・フリーマン、リプレーオフィシャルのマイク・チェイスが審判団を務めることを発表した。
キレンズはスーパーボウルでのプレーと審判の両方をこなした初めての人物となる。キレンズは2000年1月30日、テネシー・タイタンズのスペシャルチームとしてセントルイス・ラムズ戦に出場し、タックル1回を記録している。
リーグはスーパーボウルの審判員を実力で選ぶため、ビノビッチはいつものメンバーとは組まない。ビノビッチは物議を醸したコールがあった2019年1月のNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームのレフェリーを務めていた。
第4クオーター終盤に、ニューオーリンズ・セインツのワイドレシーバー(WR)トミーリー・ルイスへのディフェンシブパスインターフェアとヘルメットヒットに対するペナルティがロサンゼルス・ラムズのコーナーバック(CB)ニッケル・ロビー・コールマンに科されるべきだった。この試合では、ラムズがオーバータイムで勝利している。
後にリーグはこの不当判定を認め、1シーズンだけルールを変更し、パスインターフェアにチャレンジできるようにした。
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
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