「FAに現金を費やす準備はできている」とペイトリオッツHCメイヨ
2024年01月24日(水) 12:40ニューイングランド・ペイトリオッツは、フォックスボロでのジェロッド・メイヨ時代の幕開けに向け、出費を重ねる計画だ。
ペイトリオッツがこのオフシーズンに使えるキャップスペースはおよそ6,600万ドル(約97億7,634万円)で、『Over The Cap(オーバー・ザ・キャップ)』によるとNFLで4番目に多い。メイヨは今週初め、ビル・ベリチックに代わってから初めて『WEEI』の“The Greg Hill Show(グレッグ・ヒル・ショー)に出演し、チームが大金を準備していることを明かした。
メイヨは現地22日(月)に「われわれは1000パーセント、タレントを連れてくる。キャップスペースも現金もたくさんある。その現金を費やす準備はできている」と話した。
メイヨのコメントには少し面白く話すニュアンスが感じられたが、根底にあるのは、ペイトリオッツには資金があり、ロースターの上下に埋めるべき穴があるという事実だ。その資金の一部は、ラインバッカー(LB)ジョシュ・ウチェ、セーフティ(S)カイル・ダガー、ガード(G)マイケル・オンウェヌ、オフェンシブタックル(OT)トレント・ブラウン、タイトエンド(TE)ハンター・ヘンリーなどがフリーエージェント(FA)となる予定のため、自軍のベテラン選手を呼び戻すために充てられる可能性が高い。4勝13敗のチーム、特に攻撃陣に新しい血を入れることは、メイヨの在任期間を良い方向にスタートさせるために必要なことだ。
『ESPN』のマイク・ライスによると、ヘッドコーチ(HC)ベリチックの下、ペイトリオッツは16億2,000万ドル(約2,398億7,907万円)の現金支出でNFL最下位だった。チームがフリーエージェントで2億2,200万ドル(約325億7,617万円)を費やした2021年の支出騒動以外では、一般的に大量の買い物を行う客ではなかったのだ。
ドラフト全体3位指名権とFAに”現金を費やす”計画で武装したペイトリオッツは、6月の参加必須ミニキャンプで今とは別のチームになっていることだろう。
【AK】