バッファロー・ビルズはジョー・ブレイディを攻撃コーディネーター（OC）に迎えて2024年を突き進むことにした。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが現地28日（日）に情報筋の話として報じたところによれば、ビルズは暫定OCを務めていたブレイディを正式なOCに昇格させたという。

その後にチームがこの報道を認めている。

ブレイディは11月中旬にケン・ドーシーが解任されたのに伴い、クオーターバック（QB）コーチから暫定OCに抜擢された。ブレイディが就任してからビルズは6勝1敗を収め、1試合平均380.7ヤード、27.0得点を記録し、マイアミ・ドルフィンズからAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）東地区のタイトルを奪い取るまでに躍進している。

バッファローにとってオフェンスが最も大きな問題になったことはないが、ブレイディのもとでは地上戦がうまく回った。OC交代の成果なのか、それとも単にビルズがポストシーズン進出のために必死だったせいなのかはまだ分からないが、プレーオフに向けてQBジョシュ・アレンが脚力を活かす場面が増えた。

ブレイディを起用し続けることは、アレンとの信頼関係やシーズン終盤の成果を考えれば、ビルズにとって理にかなったことだと言えよう。

ブレイディは2019年にルイジアナ州立大学（LSU）の全米優勝に貢献した。2020年にヘッドコーチ（HC）マット・ルールが指揮するカロライナ・パンサーズにOCとして採用されるも、2シーズンと経たずして解雇されている。ブレイディは暫定OCに昇格するまでの過去2年間はビルズのQBコーチを務めていた。

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