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チャージャーズQBハーバートに会って「魅了された」と新HCハーボー

2024年01月30日(火) 11:02

ジム・ハーボー【AP Photo/Al Goldis】

ロサンゼルス・チャージャーズの新しいヘッドコーチ(HC)としてまだ正式には紹介されていないジム・ハーボーだが、現地28日(日)の試合前番組『NFL on CBS』に出演した際、その記者会見の様子を少し予告していた。

要するに、ハーボーは新しいチャンスとクオーターバック(QB)にほれ込んでいるのだ。

ハーボーはボルティモアで行われたAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームに先立ち、チームの公式サイトを通じて次のように語っていた。

「(QBの)ジャスティン・ハーバートには会ったことがある。彼や(セーフティ/S)ダーウィン・ジェームズ、プロ中のプロである(ワイドレシーバー/WR)キーナン・アレンにも会った」

「でも、ジャスティンに会った時は少しオーラに圧倒されたよ」

ハーボーは全米タイトルを獲得したヘッドコーチとしてミシガン大学を去る。母校であるミシガン大学を率いて9シーズン目にして、カレッジフットボールの頂点に立った後、ハーボーは旅立ったのだ。クオーターバックのJ.J.マッカーシーをはじめとする主力選手の多くはすぐにその後を追って、ハーボーがここ数年のオフシーズンのたびに視線を注いできたNFLへ向かうことになる。

今回、ハーボーはついに、いつかは戻りたいと思っていたプロの世界に再び飛び込むことを自分に納得させるにふさわしい相手を見つけたのだ。

「ミシガンも大好きだが、NFLも大好きだ」と説明するハーボーはこうつけ加えている。

「カレッジフットボールにはロンバルディトロフィーはない」

「砂時計にはたくさんの砂が残っているから、挑戦してみたいんだ」と述べるハーボーは次のように続けた。

「ロサンゼルス・チャージャーズほどそれを実現できる場所はない。スージー・スパノス(オーナーの妻)、ディーン・スパノス(オーナー)、エド・マグワイア(フットボール管理/選手財務部門副社長)、ジョン・スパノス(オーナーの息子でチーム社長)がいて、そして、この偉大なクオーターバックだ」

ミシガン大学で傑出したシグナルコーラーとして活躍し、NFLでは14年のキャリアを持つハーボーは、優れたクオーターバックを見ればすぐにそれと分かる。そしてハーボーは、スポーツ界で最も重要なポジションでプレーすることの厳しさを理解しているコーチを必要としているハーバートという、今のNFLで最も輝かしい若い才能の持ち主を指導しようとしている。ハーバートは今季、特に苦戦を強いられ、シーズン中にブランドン・ステイリー前HCに別れを告げていた。

ハーボーはまだチャージャーズファンに対して正式な就任宣言を行なっていないが、ハーボーの採用によって期待はすでに高まっている。サンフランシスコ・49ers時代にNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)を制した経験を持つハーボーは、新人ではない。チャージャーズとしては、ハーボーが近いうちに同じような成功に導いてくれることを期待している。そう、新しいクオーターバックに対する高揚が収まり次第、すぐに。

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