他チームの面接を受けるも、テキサンズOCスロウィック、QBコーチジョンソンは共に残留へ
2024年01月31日(水) 14:02ボビー・スロウィックは少なくとももう1シーズンはヒューストンに残ることになった。
現地30日(火)に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話として報じたところによると、ヒューストン・テキサンズの攻撃コーディネーター(OC)ボビー・スロウィックが2024年シーズンもヒューストンに残ることに合意したという。
このニュースは『Sports Illustrated(スポーツ・イラストレイテッド)』が最初に報じた。
スロウィックはここ数週間、ヘッドコーチ(HC)職を求めてNFL各チームと何度も面接を行っていた。シアトル・シーホークスとワシントン・コマンダーズは未だに来シーズンのヘッドコーチが空席となっており、スロウィックは今月、両チームと面接を行っていた。
結局、36歳のOCは10勝7敗でAFC(アメリカン・フットボール・リーグ)南地区優勝を果たしたテキサンズに残留することを決めた。昨年のオフシーズンに採用されたスロウィックは、リーグでも最も生産性の高い攻撃陣の1つを指揮していた。
スロウィックの攻撃陣で、クオーターバック(QB)のC.J.ストラウドは輝かしいルーキーシーズンを送り、今シーズンの攻撃部門年間最優秀新人賞に選ばれる可能性が高い。2023年ドラフト全体2位指名のストラウドは、15試合で4,108パスヤード、タッチダウン23回、インターセプト5回を記録してレギュラーシーズンを終えた。
ラポポートがつけ加えたテキサンズの他のニュースとして、QBコーチのジェロッド・ジョンソンが、攻撃コーディネーターとしての起用に興味を示しているチームに対し、2024年シーズンはテキサンズに留まるつもりであることを伝えたという。ジョンソンはタンパベイ・バッカニアーズとニューオーリンズ・セインツとOCの面接を行っていた。
スロウィックとジョンソンがテキサンズに残ったことで、デミコ・ライアンズHCは少なくとももう1シーズンは同じ攻撃スタイルで指揮を執ることになる。
【AK】