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49ersに敗れた試合での致命的な落球について「失敗は起きる」とライオンズWRレイノルズ

2024年02月01日(木) 13:12


デトロイト・ライオンズのジョシュ・レイノルズ【NFL】

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)のチャンピオンシップゲームで、サンフランシスコ・49ers を24対7で引き離して前半を終えたデトロイト・ライオンズが逆転負けを喫したのは、大量のミスが原因だった。

ライオンズの失策の中でひときわ目立ったのが、第3クオーターで第1ダウンを獲得できたはずのパスを2回も落としたワイドレシーバー(WR)ジョシュ・レイノルズだった。

レイノルズは今週はじめに「失敗は起きる」と『Detroit Free Press(デトロイト・フリー・プレス)』のデイブ・バーケットに話している。

「自分がどういう選手かは分かっている。俺だって落としたくなかった。たが、失敗は起きる。あのプレーをやり直したいかと聞かれたら、もちろんだ。でも、それはできないし、今はオフシーズンに努力して、次に大きなチャンスがめぐってきた時のために準備するしかない」

他の選手なら避けようとするところ、今週のプレーについて厳しい質問を受け、その全てに答えたレイノルズは称賛されるべきだろう。

ミスの連発は、ライオンズがボールを進められずにターンオーバーを喫したことから始まった。第3クオーターの第4ダウン残り2ヤードの場面でレイノルズがオープンになり、クオーターバック(QB)ジャレッド・ゴフが完璧なパスを投げたが、レイノルズはそれをキャッチすることができなかった。そして49ersが同点に追いついた2ドライブ後、ライオンズに再びリードを手にするチャンスが訪れたが、またしてもサード・アンド・ロングでレイノルズがパーフェクトなパスを落とし、スリー・アンド・アウトに終わっている。

「こういうことはこのゲームを長年プレーする中で学んでいくものだ。いつまでも失敗を悔やんでいたら、そこから良いことは生まれない」とレイノルズは語った。

「最終的には失敗から学んで、教訓として受け止め、批判に立ち向かいながら前に進むしかない」

レイノルズは今シーズンにライオンズで重要な役割を果たし、オールプロに選ばれているWRアモン-ラ・セント・ブラウンの控えとしてキャッチ40回で608ヤードとタッチダウン5回を記録している。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、レギュラーシーズンは64回のターゲットで3回のパスを落しており、落球率は4.7%だったという。現地28日(日)はターゲット4回中1回のキャッチで25ヤードしか稼げなかった28歳のレイノルズは、最も重要な試合で最悪の結果を残すことになった。

試合後にゴフはレイノルズに対する批判を一蹴し、この失態はチーム全体の責任だと指摘した。

「ジョシュは立派だ」とゴフは日曜日に述べている。

「彼はミスを犯したが、他の選手だってたくさんミスをした。俺もパスでミスをしたし、サックも受けた。彼はミスをしたが、それは誰にだって起こる。彼は間違いなく立派な選手だ」

これからフリーエージェント(FA)となるレイノルズによると、ライオンズは2024年に彼を呼び戻すことに前向きだという。

【R】