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ドルフィンズがDC候補としてドン・シュラの孫でラムズアシスタントのクリス・シュラと面談

2024年02月02日(金) 11:42

ロサンゼルス・ラムズのクリス・シュラ【NFL】

もう1人のシュラがマイアミに向かう可能性はあるのだろうか?

マイアミ・ドルフィンズが現地1日(木)に守備コーディネーター(DC)候補として、殿堂入りを果たした伝説的な元ヘッドコーチ(HC)ドン・シュラの孫であるクリス・シュラと面談すると、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話をもとに報じた。

クリスはこの7シーズンをロサンゼルス・ラムズで過ごしており、2023年には初めてラインバッカー(LB)コーチとパスラッシュコーディネーターを兼任した。2017年にラムズのスタッフに加わったクリスは、2015年にサンディエゴ・チャージャーズ(現ロサンゼルス・チャージャーズ)で守備クオリティコントロールコーチとしてNFLコーチとしてのキャリアをスタートさせている。

37歳のクリスはショーン・マクベイHCのスタッフだったところから出世を遂げる最新の例になる可能性がある(アトランタ・ファルコンズのヘッドコーチに就任したラヒーム・モリスがその例として挙げられる)。また、クリスがその名字でマイアミに興奮をもたらすことは間違いないだろう。

クリスの祖父ドンはNFL史上最もアイコニックなコーチの1人であり、347勝というキャリア通算勝利数(プレーオフを含む)でNFL記録を保持している。1970年から1995年までの26年間をドルフィンズで過ごし、それには無敗でシーズンを終えた伝説的な1972年シーズンも含まれている。ドンが指揮官を務めていた間に、ドルフィンズは5度スーパーボウル出場を果たし、そのうち2回で勝利を収めた。

ドルフィンズとビック・ファンジオがわずか1シーズンで決別したことを受け、現ドルフィンズHCマイク・マクダニエルは新DC探しに乗り出している。

そして現在、馴染みのある名前が候補に挙がっている状態だ。

祖父が1995年シーズンにドルフィンズで最後の試合を指揮してから約30年が経過した今、クリスはマイアミに向かっている。現時点では単に面談を受けるために向かうだけだが、マイアミにもう1人のシュラが現れれば、サウスビーチは間違いなく盛り上がるだろう。

【RA】