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ペイトリオッツがブラウンズ元OCアレックス・ヴァン・ペルトを新OCとして採用

2024年02月02日(金) 13:59

アレックス・ヴァン・ペルト【NFL】

ニューイングランド・ペイトリオッツの1年目のヘッドコーチ(HC)ジェロッド・メイヨが攻撃コーディネーター(OC)を確保した。

現地1日(木)、アレックス・ヴァン・ペルトがペイトリオッツの攻撃コーディネーターとして採用されると『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話をもとに報道。その後、チームがヴァン・ペルトの採用を正式に発表した。

過去4年間、クリーブランド・ブラウンズの攻撃コーディネーターを務めていたヴァン・ペルトは、この2シーズンに苦戦を強いられプレーオフ進出を逃してきたペイトリオッツのオフェンスを立て直すことを任される。ペイトリオッツは2023年シーズンに、試合平均ヤード(276.2ヤード)、試合平均パスヤード(180.5ヤード)、試合平均得点(13.9点)で下から5位以内となっている。その結果、ペイトリオッツは伝説的なヘッドコーチであるビル・ベリチックと決別し、メイヨを雇うことで、これまでとは異なる道を歩むことになった。

ペイトリオッツのクオーターバック(QB)マック・ジョーンズは2023年シーズンの終盤に先発の座を失っている。ヴァン・ペルトの採用は、2024年ドラフト全体3位指名権を保持しているペイトリオッツが新時代にどう進んでいくかを考える手がかりになるかもしれない。

53歳のヴァン・ペルトは、この20年の大半をQBの育成に費やしてきた。そのため、ジョーンズにこだわるにせよ、新人を起用するにせよ、ヴァン・ペルトの採用はペイトリオッツにとって賢明な判断だと言えよう。最近の経験を踏まえると、ヴァン・ペルトはどんな挑戦にも前向きなはずだ。

ブラウンズがQBデショーン・ワトソンやランニングバック(RB)ニック・チャッブ、2人の先発オフェンシブタックル(OT)など、オフェンス面で複数の負傷者に対処することを余儀なくされた2023年シーズンを、ヴァン・ペルトは辛抱強く戦い抜いた。ブラウンズは逆境をはねのけてワイルドカードラウンドに進出したものの、シーズン終盤にオフェンス面で苦しみ、スーパーワイルドカード週末で勢いに乗っていたヒューストン・テキサンズに45対14で敗れている。

【RA】