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第58回スーパーボウルのオープニングナイトが開催

2024年02月06日(火) 15:03

アレジアント・スタジアム【AP Photo/Adam Hunger】

スーパーボウルウイークが到来し、オープニング・ナイトのお祭り騒ぎで幕を開けた。

カンザスシティ・チーフスとサンフランシスコ・49ersの選手やコーチがラスベガスのアレジアント・スタジアムに到着し、第58回スーパーボウルについてのすべて、そしてその先についての質問に答えている。

“シン・シティ”でのチームの入場をアナウンスするのに、リングアナウンサーのブルース・バッファーの右に出るエンターテイナーはいないだろう。スーパーボウルに登場するチームを、ブルースが独自のやり方で紹介している。

前回王者がフィールドに登場

「現王者のための、ラスベガス流のイントロダクション @Cheifs」

NFC王者の入場

「ステージに登壇するのは・・・NFCチャンピオン」

パワーカップルがスコアを競い合う
フットボール界と音楽界に旋風を巻き起こした、カンザスシティ・チーフスのタイトエンド(TE)トラヴィス・ケルシーとテイラー・スウィフトのカップルは今も健在だが、スウィフトはケルシーたちが再びスーパーボウルチャンピオンを目指す決戦の日から1週間前の現地4日(日)に、スーパーボウルさながらのイベントに登場した。

スウィフトは4度目のグラミー賞アルバム・オブ・ザ・イヤーを獲得し、同部門を4度も受賞した史上初のアーティストとなった。

2月11日に勝利しても数字上はスウィフトに追いつくことはできないケルシーだが、3つ目のスーパーボウルリングを手に入れ、交際期間中の2人のスコアを1対1とするつもりだ。

「前夜にグラミー賞を勝ち取った@taylorswift13について語る@tkelce」

「彼女はすごいよ。本当にすごい。次々と歴史を塗り替えていくね。俺は俺でがんばってちょっとした光り物を持ち帰るよって伝えた」

ブルーマン・グループにスカウトされたパチェコ
2023 年シーズン最終戦に臨む選手で、チーフスのランニングバック(RB)アイゼア・パチェコほど注目されている選手はいないだろう。パチェコはチーフスのプレーオフ3試合でいずれもタッチダウンを決め、ポストシーズン通算254ヤードを記録している。

ラスベガスではおなじみのブルーマン・グループもパチェコに注目しているようだ。このグループがパチェコの表彰台を訪れて記念撮影したのは、それが理由だろう。

2年目のRBパチェコはその前に、レスリングマスクの着用にも挑戦している。これは対戦相手の49ersのTEジョージ・キトルがよくやっていることだ。

パチェコはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームに先立ち、自分はゾンビではないと語ったが、これはまるで人を噛むかのように走るという話に対する返答だった。かといって、それは将来ブルーマン――あるいはレスラ――になる可能性を否定するものではない。

「@isiah_pachecoRB:@bluemangroupの新メンバー 😭」

「誰か助けて!」

「お前の番だ」

マホームズ=3ポイントキング?
クオーターバック(QB)パトリック・マホームズの正確性はフットボールフィールドではほとんど比類がないが、仮にハードコートに立つとしたらどうだろうか。

2度のスーパーボウル最優秀選手に輝いたマホームズは月曜日、自身のスキルがバスケットボール選手としてならどう通用するかと問われ、NBA史上最も危険なディープシューターと比較することを選んだ。

マホームズは次のように述べている。

「もし僕がバスケットボールをプレーしたら、ステフィン・カリーのようになるだろうね。チャンスはあるってことさ。何回か練習して、何回かシュートを打てば、彼のようにシュートを打てるようになる。それが俺なんだ」

わずか6日後、マホームズはカリーの所属チームと同じ拠点からやってきたチームを打ち負かすことを望んでいる。

わだかまりとは無縁なパーディー
自分より前の順位でドラフトされたすべての選手を記憶することで、やる気を燃え立たせる選手はいる。

では、2022年のミスター・イレレバント(ドラフトで最後に指名された選手)だったサンフランシスコ・49ersのQBブロック・パーディーが、自分の指名順である全体262位より前に名を呼ばれたすべてのクオーターバックを挙げられるだろうか? 本人によれば、その可能性はないようだ。

「@BrockPurdy13は2022年に自分より先にドラフトされたすべてのQBの名前を挙げられるか?」

「正直言って、俺はそういう人間じゃないんだ。自分より前にドラフトされた何人かは分かるけれど、そのことにわだかまりとか、そういうものを感じたことはないね・・・俺が最後なのには、理由があったんだ。他のチームに、何の恨みもない。すべてはそうなる必要があって起こったのさ。俺が49ersに入ったのは幸運だった」

【KO/C/A】