ジャイアンツがタイタンズDCシェーン・ボウエンを次期DCとして採用
2024年02月06日(火) 15:16ニューヨーク・ジャイアンツに新しい守備コーディネーター(DC)が誕生した。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが情報筋の話として伝えたことによると、ジャイアンツは元タイタンズ守備コーディネーターのシェーン・ボウエンをチームの次期DCとして採用するという。
『The Athletic(ジ・アスレチック)』紙がこのニュースを最初に報じていた。
ボウエンは過去3年間、タイタンズディフェンスを指揮しており、最も成績が良かったのは被獲得ヤードで12位、被得点で6位につけた最初のシーズンだった。タイタンズはケガ人が多く、昨シーズンは両部門とも18位、16位とやや低迷している。
ボウエンはその前の3年間をタイタンズのヘッドコーチ(HC)マイク・ブラベルの元でアウトサイドラインバッカー(OLB)コーチとして過ごし、2020年にDCに昇格していた。
シーズン終了後にブラベルが解雇され、さらにジャイアンツがドン・“ウィンク”・マーティンデイルDCと決別することで双方ともに合意したのを受け、ジャイアンツとボウエンの契約が実現している。
ボウエンの前任者であるマーティンデイルはリーグで最もアグレッシブなコーチの1人で、ブリッツの名手であり、ジャイアンツディフェンスは2023年シーズンにNFL1位タイのターンオーバー31回を記録。しかし、被獲得ヤードと被得点は、ともに下位6位以内に終わっている。
後を継いだボウエンには、ブライアン・ダボールHCのもとで生産性を向上させるため、やや保守的なアプローチが求められそうだ。
ボウエンは来季、ラインバッカー(LB)ケイヴォン・ティボドーやボビー・オケレーケのようなスター選手を起用し、ジャイアンツはあらゆる改善を積み重ねて6勝11敗の成績で終わったシーズンからの巻き返しを狙うだろう。
【KO】