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ペイトリオッツやテキサンズでプレーしたRBレックス・バークヘッドが10年のキャリアに幕

2024年02月07日(水) 09:50


ニューイングランド・ペイトリオッツのレックス・バークヘッド【AP Photo/Steven Senne】

ベテランランニングバック(RB)レックス・バークヘッドが10シーズンにわたるNFLキャリアにピリオドを打つ。

シンシナティ・ベンガルズやニューイングランド・ペイトリオッツ、ヒューストン・テキサンズに所属した後、2023年シーズンに一度もプレーしていなかったバークヘッドが、現地5日(月)に『Instagram(インスタグラム)』で引退を発表した。

バークヘッドは「26年間フットボールというゲームをプレーできたことは幸せだったし、振り返ってみると感謝したい人がたくさんいる」と投稿し、こう続けている。

「まず、両親のリックとロビン、そして兄のライアンに、ハードワークや犠牲、目標へのコミットメントといった価値観を植えつけてくれたことに感謝したい。俺が成長し、ゲームへの情熱と愛情を高めるのを後押ししてくれたのはみんなで、それは自分にとってこの上なくいい模範だった」

「次に、妻のダニエルと子どものジェット、スティールには、すべてのステップでそばにいてくれ、自分を犠牲にして俺が自分のキャリアを最高のレベルで追求するのを後押ししてくれたことに感謝したい。君たちは毎日、全力を尽くそうという思いにさせてくれた」

「コーチ、ストレングスコーチ、トレーナー、ドクター、オーナー、その他のスタッフの皆さん、子どものころからの夢を実現する機会を与えてくれて、自分の能力を最大限に発揮できるようにしてくれてありがとう。皆さんと毎日仕事ができたことは光栄だった」

「チームメイトのみんな、友情と思い出を共有してくれてありがとう。日々、みんなとともにプレーして、競い合うことができて光栄だった」

「10年間、NFLでの旅を通して代理を務め、メンタリングしてくれたエージェンシーのNCスポーツ、そして代理人のニールとジョナサンにも感謝している」

「キャリアを通して応援してくれた友人、ファン、その他の家族にも感謝したい。プレイノ高校ワイルドキャット、ハスカーズ(ネブラスカ大学)、ベンガルズ、ペイトリオッツ、そしてテキサンズの一員として過ごしていたときに、皆さんは毎日励ましてくれた。それに対して心の底から感謝している」

「チーム・ジャック基金と、小児脳腫瘍に立ち向かうというその使命を継続的に支援してくださっている方々に深く感謝申し上げる。詳しくはteamjackfoundation.orgをご覧いただきたい」

「最後に、これまで良い時間を過ごさせていただいただけではなく、選手として、人として、夫として、父として、チームメイトとして、そして友人として成長するための挑戦と機会を与えてくださった神に感謝したい。どういうものになったとしても、人生の次のチャプターと、そのすべての過程で神を信じて全力を尽くすことを楽しみにしている」

「ありがとう!」

「レックス・バークヘッド」

2013年ドラフトでベンガルズから指名を受けたバークヘッドは、最初の4シーズンをシンシナティで過ごした。2017年にペイトリオッツに入団し、そこで重要な役割を担ったバークヘッドは、最初の3年間で元クオーターバック(QB)トム・ブレイディにとって信頼できるデュアルスレットバックとなった。第53回スーパーボウルで、バークヘッドはキャリー7回で43ヤード、キャッチ2回で15ヤードを記録。ペイトリオッツが勝利を収めるのに貢献した。

2021年、バークヘッドはテキサンズに加入し、2シーズンにわたってプレーしている。バークヘッドはテキサンズでの初年度に、デイビッド・ジョンソンやロイス・フリーマン、フィリップ・リンゼイ、マーク・イングラムらで構成されていたRB陣の1人して、キャリアハイとなる5試合に先発出場した。翌シーズン、テキサンズはデイミオン・ピアースをドラフトで指名。その結果、2022年シーズンを3勝13敗1分で終えたテキサンズでバークヘッドの役割は減少していた。

33歳のバークヘッドはキャリー488回、1,908ランヤード、タッチダウンラン17回、レシーブ192回、1,534レシーブヤード、タッチダウンレシーブ9回という成績でキャリアを終える。