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ファルコンズRBロンビンソン、2年目の目標は「2,000ヤード走ること」

2024年02月23日(金) 17:22


アトランタ・ファルコンズのビジャン・ロビンソン【AP Photo/John Bazemore】

アトランタ・ファルコンズのランニングバック(RB)ビジャン・ロビンソンは、ジェットコースターような波乱のルーキーシーズンを経て、2年目に大きな計画を立てている。

ドラフト全体8位指名のロビンソンはラン976ヤード、レシーブ487ヤード、合わせて8回のタッチダウンをマークした。2年目のシーズンを迎えるこのランニングバックは、新しい攻撃コーディネーター(OC)のザック・ロビンソン率いる攻撃陣で、ラッシングの数字を2倍以上に伸ばしたいと考えている。

ロビンソンは今月初めに『Sports Illustrated(スポーツ・イラストレイテッド)』に「俺は2,000ヤード走りたい」と語り、こう続けている。「これが高い目標なのは分かっているけれど、オフェンスとしてできることは、すべての武器やオフェンシブラインがそろって、ザックが指揮を執ることで、素晴らしいものになるはずだ」

「アトランタ(のファンたち)が待ち望んでいた、そして俺たち全員が待ち望んでいたような素晴らしいシーズンになると思う。だから、さあ、それを手に入れよう」

ザック・ロビンソンが、昨シーズンまでいたロサンゼルス・ラムズのヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイに似た戦術を取り入れるとしたら、ビジャン・ロビンソンは統計上顕著な向上が見込まれる選手だ。マクベイHCが最も光るのは、1人のランニングバックにオフェンスをけん引させる時だ。その点を踏まえれば、ザック・ロビンソンOCは試合の流れを左右する能力を持つ2年目のRBビジャンに重きを置くはずだ。この新しいOCがビジャン・ロビンソン、タイラー・オールゲイエ、スキャットバックのエイバリー・ウィリアムズをどう起用させるのかが、注目されるポイントだ。

ロビンソンはルーキーシーズンにおいて、目を見張るようなプレーメイキング能力を発揮。特にオープンフィールドでは相手を翻弄し、大の大人を子どものように見せることもある。しかし、多くの1年目の選手と同様に、ロビンソンも一貫性を持ってプレーすることに苦労した。

「ああ、1,400ヤードは獲得したけれど、自分にはもっと高い目標があるから、それが最高のシーズンとは言えないんだ」というロビンソンは、こうつけ加えている。「みんなが俺に抱いている期待を考えると、“その数字は他では素晴らしいかもしれないけれど、こいつの基準にはならない”っていう風に、あのシーズンを見ているのがわかるよ」

ロビンソンは2023年シーズンでは、ランで50ヤード以下を記録した試合が7回あり、100ヤードを突破した試合はわずか2回だけで、その最後はシーズン第4週にマークした。2,000ヤードの壁を越えるには、もっと多くのビッグゲームが必要で、平均的なパフォーマンスは格段に減らす必要がある。

【KO】