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ライオンズがKマイケル・バッジリーと1年の再契約

2024年02月23日(金) 16:56


デトロイト・ライオンズのロゴ

“マネー・バジャー”の異名を持つキッカー(K)が、NFLで新たな報酬を得る道を見つけた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地22日(木)、代理人からの情報として伝えるところによると、マイケル・バッジリーは1年契約でデトロイト・ライオンズに戻るという。チームはその後、この契約を正式に発表。

バッジリーは2023年シーズン、ライオンズで4試合に出場している。それ以前はレギュラーシーズンのほとんどを練習生で過ごし、ライリー・パターソンの控え選手だった。しかし、パターソンが3試合でエクストラポイントを2回失敗したため、デトロイトはバッジリーへの交代を決断する。バッジリーはレギュラーシーズン最後の1カ月でフィールドゴール4回すべて(エクストラポイントは15回中13回)成功させた。

バッジリーは、ライオンズがNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームに進出したポストシーズンの大舞台で、フィールドゴールで3回中3回成功、ポイントアフターで11回中11回成功という完璧な成績を残している。しかし、バッジリーが最も注目されたのは、カンファレンスタイトルゲームでサンフランシスコ・49ersに敗れた際、ライオンズのヘッドコーチ(HC)ダン・キャンベルが何度か第4ダウンでギャンブルに出たことに関する議論に巻き込まれた時だった。

バッジリーのこれまでの実績によると、40~49ヤードの範囲では48回中37回のフィールドゴール成功にとどまっており、これはその試合でバッジリーが2回のフィールドゴールを要求されるはずだった距離にあたる。この距離での信頼性の低さは、キャンベルHCの決断を正当化するために引き合いに出されて、7試合でフィールドゴールを外したことのないキッカーに厳しい目が向けられた。

ライオンズはこの詳細を無視し、キャンベルHCの決定の結果を受け入れ、必要な時にバッジリーが貢献したという事実を認めている。バッジリーは今、2024年にエリートの間で戦うことが期待されるライオンズで、先発の座を手にする最初のチャンスを得た。

【KO】