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ドルフィンズがベテランCBハワードを放出予定、DEオグバを放出

2024年02月24日(土) 16:53

マイアミ・ドルフィンズのザビエン・ハワード【AP Photo/Wilfredo Lee】

マイアミ・ドルフィンズがサラリーキャップを下回ろうとする動きは、守備陣のベテラン2人を放出することから始まる。

ドルフィンズは、新しいリーグイヤーが開始する現地3月13日(水)に、プロボウルに4回選ばれたコーナーバック(CB)ザビエン・ハワードを放出する予定だと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロと『Good Morning Football(グッドモーニング・フットボール)』のピーター・シュレーガーが23日(金)に報じた。

ドルフィンズはまた、金曜日にディフェンシブエンド(DE)エマニュエル・オグバを放出したと発表。

ハワードは、8年間のキャリアを通じてドルフィンズで過ごし、リーグ屈指のコーナーバックとして在籍期間中ディフェンスの主軸を担ってきた。しかし、2023年にはハワードのパフォーマンスは下降し、2019年シーズン以来初めてプロボウル入りを逃している。2020年にインターセプト10回、2021年にインターセプト5回を記録したハワードは、2022年にはインターセプト1回、そして昨シーズンはわずか1回にとどまった。

ハワードを6月1日(土)後の解雇対象に指名することで、ドルフィンズは2024年に1,850万ドル(約27億8,397万円)もの大金を節約できる。ガラフォロとシュレーガーによれば、7月で31歳になるハワードが市場に出た際には、かなりの関心を集めることが予想されるという。

オグバはドルフィンズで2年連続サック9回を記録した後、2021年に4年総額6,500万ドル(約97億8,152万円)の契約を結んだ。当時、オグバはリーグでも過小評価されていたディフェンシブエンドの1人だったが、いつでも必要な時には即戦力として活躍できた。

しかし、過去2シーズンではケガに悩まされ、オグバのパフォーマンスは低下。2022年には9試合でサック1回にとどまった。昨シーズンは15試合でわずかサック5.5回しか稼げていない。契約に保証金が残っておらず、1,770万8,000ドル(約26億6,478万円)のキャップヒットもあるため、30歳のオグバにとっては給与が生産性に見合わなくなった。

オグバを放出したドルフィンズは、400万ドル(約6億194万円)のデッドマネーで1,370万ドル(約20億6,164万円)のキャップを節約できる。

ハワードとオグバは、2024年のサラリーキャップが予測を上回ったという金曜日のニュースを受けてもなお、サラリーキャップを大きく上回っているドルフィンズの明確な放出候補だった。

ドルフィンズの主力ラインバッカー(LB)2人、ブラッドリー・チャッブとジェイラン・フィリップスは、それぞれシーズン終了のケガから復帰する。また、昨シーズン負傷したアンドリュー・バン・ギンケルはフリーエージェントになる予定だ。

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