元CBリチャード・シャーマンがDUIの疑いで逮捕、ワシントン州当局が発表
2024年02月26日(月) 08:43ワシントン州警ら隊によると、かつてNFLのスター選手として活躍していた元コーナーバック(CB)リチャード・シャーマンが、飲酒ならびに薬物の影響下での運転(DUI)の疑いで現地24日(土)未明に逮捕されたという。
推定原因を示した報告書には、交通違反の取り締まりを担当したジョーダン・ハザード・トーマス巡査がシャーマンと話し、“酒の匂い”を感知したほか、シャーマンの目が“充血している上に、涙でうるんでいる”ことに気づいたとされている。
土曜日、シャーマンの逮捕についてコメントを求めるメールが、シャーマンのソーシャルメディアサイトに記されている代理人と、過去にシャーマンの代理人を務めたことがある弁護士に送られた。キング郡検察局は声明の中で、シャーマンは月曜日に法廷審問を受ける予定だと述べている。
オールプロに3度選出された経歴を持つシャーマンは、NFLで11年のキャリアを積み、2013年シーズンにはシアトル・シーホークスがスーパーボウル制覇を成し遂げるのに貢献した。
同世代の守備選手の中でも特に傑出した存在だったシャーマンは2020年に、プロフットボールの殿堂の2010年代オールディケイドチームに選ばれている。
シャーマンはシーホークスで7シーズンを過ごした後、サンフランシスコ・49ersに3シーズン在籍。その後はタンパベイ・バッカニアーズにも所属している。また、カレッジ時代はスタンフォード大学でプレーしていた。
最近、シャーマンはフットボールのアナリストとして働いている。
シャーマンは2022年にシアトルで、その前年に起こした飲酒運転と家庭内騒動に起因する2件の軽罪を認めた。また、道路工事区域でスピード違反をしたことも認めている。
【RA】