WRアダムスのトレード説を一蹴するレイダースGMテレスコ、「彼はレイダーだ」
2024年02月28日(水) 10:49ワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスは引き続きシルバーとブラックのユニフォームを着用する。
ラスベガス・レイダースの新ジェネラルマネジャー(GM)トム・テレスコは、現地27日(火)に行われた2024年NFLスカウティングコンバインで、3度のオールプロに輝いたアダムスのトレードを持ちかけられた場合、どのような返答をするかという質問に対して上記のように答えた。
テレスコGMはインディアナポリスで「彼はレイダーだ」と記者たちに述べている。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートがスーパーボウルサンデーに、ニューヨーク・ジェッツのクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースがグリーンベイ・パッカーズでWR1だったアダムスを勧誘していたが、レイダースは取引に興味を示さなかったと報じた。その直後にテレスコGMは、いかなる取引にも関心がないことを断言している。
レイダースは2022年シーズンを前にアダムスをトレードでパッカーズから獲得した。2022年シーズンはオールプロ級の活躍を見せたアダムスだったが、この1年はこれまでの輝かしい実績とは対照的に数字が伸び悩んだ。アダムスは自分の起用についてためらいなく発言することが度々あったが、暫定ヘッドコーチ(HC)を務めていたアントニオ・ピアースを正式にチームのヘッドコーチにするよう働きかけ、それが実現している。
したがって、誰が見てもアダムスはレイダースに留まることに満足しており、テレスコGMは6度のプロボウラーがラスベガスを去ることはないと確信している。
一方で、ランニングバック(RB)ジョシュ・ジェイコブスの状況は異なるかもしれない。
アダムスが現在の契約で3シーズン残っているのに対し、ジェイコブスは間もなくフリーエージェント(FA)となる。
テレスコGMは、ジェイコブスや他のフリーエージェントにフランチャイズタグを使うつもりはないと話している。テレスコGMはレイダースに加わってまだ1カ月ほどしか経っていないが、ジェイコブスのような地元出身の選手をチームに残すという慣習を作りたいと強調しており、契約延長もあり得ない話ではない。
「彼を呼び戻せるかどうか、最善を尽くするつもりだ」とテレスコGMは『ESPN』のポール・グティエレスに語っている。
ジェイコブスがレイダースに残るかどうかは不透明だが、アダムスがどこにも行かないことをテレスコGMは明言した。
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