直近のスーパーボウルでの「つらい」敗戦を嘆く49ersのWRサミュエル
2024年03月07日(木) 10:46ワイドレシーバー(WR)ディーボ・サミュエルとサンフランシスコ・49ersは、過去5年間で2回も山頂直下の絶壁に到達することができたものの、頂上を制するという目標は達成できていない。
49ersは5年間でNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)のチャンピオンシップゲームに4度出場し、スーパーボウルにも2度出場しているが、ロンバルディトロフィーは手にしていない。
現地5日(火)、『Up & Adams Show(アップ&アダムス・ショー)』に出演したサミュエルは、チャンスをものにできなかったことを嘆いた。
「5年間で2回はかなりきつい」と切り出したサミュエルはこう続けている。
「2回ともチャンスはあったのに、あと一歩及ばなかったのが本当につらい。それでも前に進むしかないから、また来年だ。ひたすら目標を追いかけるしかない」
スターワイドアウトのサミュエルはひとつひとつのチャンスがいかに貴重であるかを知っており、大舞台でカンザスシティ・チーフスに2度も敗れたことは痛恨のきわみだろう。
「みんな、“また来年があるじゃないか”って言うんだ」と語るサミュエル。
「そのセリフは2019年にも聞いたけど、次の出場まで4年もかかった。それだけスーパーボウルに出場することは、周りが思っているほど簡単なことじゃない。すべてをかける必要があるんだ」
ヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンの指揮のもとで果たしたポストシーズン進出がまたしても失敗に終わり、49ersは暗いムードに包まれながらオフシーズンに入ったが、サミュエルはチームが今年こそスーパーボウルリングを獲得できるという信念を失っていない。
「見ての通り、90%から95%の選手が戻ってくる」とサミュエルは話している。
「俺はこのチームに絶大な信頼を寄せている。5年間でNFCチャンピオンシップにまで4回進んで、スーパーボウルに2回出場できただけでもクールだけど、シーズンの終わりにロンバルディを掲げているチームじゃなきゃ、ぜんぜんクールじゃない。このチームの全員が同じ目標を持っている。今年こそそれを達成したい」
【R】