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パンサーズがCBジャクソンと引き換えにスティーラーズWRジョンソンを獲得

2024年03月13日(水) 13:09


ディオンテ・ジョンソン【AP Photo/Darron Cummings】

カロライナ・パンサーズがクオーターバック(QB)ブライス・ヤングの新たな武器を確保した。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地12日(火)に伝えたところによると、パンサーズがピッツバーグ・スティーラーズとのトレードで、コーナーバック(CB)ドンテ・ジャクソンおよび2024年ドラフト6巡目(全体178位)指名権と引き換えに、ワイドレシーバー(WR)ディオンテ・ジョンソンと2024年ドラフト7巡目(全体240位)指名権を手に入れるという。

2019年NFLドラフト3巡目で指名を受けたジョンソンは、この3シーズンで2度、レシーブ数でチームトップに輝いたにもかかわらず、フリーエージェント(FA)期間に向けてトレード候補に挙がっていた。

NFLでの5シーズンで、27歳のジョンソンは4,363ヤード、タッチダウン25回を記録。特にキャリア序盤には調子が上がらない時期があったものの、ジョンソンはスペースでオープンになるスキルに長けており、キャリア通算で391回のキャッチを記録するなど、レシーブマシンであり続けている。

2023年、ジョージ・ピケンズにチームのナンバー1ターゲットの座を奪われただけではなく、ケガに悩まされて4試合を欠場したジョンソンは、キャリアで最も少ないキャッチ数(51回)をマーク。とはいえ、ジョンソンはレシーブ平均ヤードでキャリアハイを更新し、新人時代に11.5ヤードだったのに対して14.1ヤードまで数字を伸ばした。

ジョンソンのキャリアにはまだ多くの可能性が残されており、今後はパスヤードで最下位となったパンサーズ攻撃陣を率いる中で、不安定なルーキーシーズンを過ごしたヤングを支えていくだろう。

一方、ジョンソンの離脱によって、QBラッセル・ウィルソンを迎えるスティーラーズからは実績のあるパスキャッチャーが1人減る。しかし、スティーラーズはジャクソンを獲得することで、強固なディフェンスをさらに強化できるはずだ。

2018年ドラフトで2巡目指名を受けてからパンサーズで80試合に出場してきたジャクソンは、キャリア通算インターセプト14回という実績を携えてスティーラーズに加入する。ジャクソンはラインバッカー(LB)パトリック・クイーンとともに、今オフシーズンの現時点でスティーラーズ守備陣への加入が決まっている大型選手となっている。

【RA】