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ラムズがCBダリウス・ウィリアムスと3年契約で最終調整へ

2024年03月13日(水) 14:56

ジャクソンビル・ジャガーズのダリウス・ウィリアムス【AP Photo/Kirsty Wigglesworth】

コーナーバック(CB)ダリウス・ウィリアムスがロサンゼルスに戻ってくる。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地12日(火)に状況を知る人物の話をもとに伝えたところによると、ウィリアムスがかつて4シーズンにわたって在籍し、スーパーボウル制覇を共に経験したロサンゼルス・ラムズと、3年2,250万ドル(約33億2,121万円)の契約を結ぶべく最終調整に入っているとのこと。ラポポートはその契約が最大で3,000万ドル(約44億2,829万円)相当になるとつけ加えている。

ウィリアムスはこの2シーズンをジャクソンビル・ジャガーズで過ごしてきた。30歳のウィリアムスは2023年シーズンに、キャリアハイに並ぶ4回のインターセプトを記録したほか、パスディフェンス19回、フォースドファンブル2回、タックル53回をマークするなど、堅実な成績を残している。ウィリアムスは昨シーズンに4回以上のインターセプトと2回以上のフォースドファンブルを記録した7人のうちの1人となった。

トップCBとして活躍したにもかかわらず、ジャガーズは今オフシーズン、コスト削減のためにウィリアムスを放出。身長約175cmのウィリアムスはゾーンカバレッジに優れているが、ジャガーズの新守備コーディネーター(DC)ライアン・ニールセンのスキームにはあまりフィットしない。

ラヒーム・モリスの後任としてクリス・シュラが守備コーディネーターに就任したラムズで、ウィリアムスは再び先発の役割を担うはずだ。『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス/PFF)』によると、ウィリアムスは2020年以降にプライマリーカバレッジで許したパサーレーティングが78.4で、その期間に200回以上ターゲットになった選手の成績としてNFLで2位につけているとのこと。

2018年にドラフト外フリーエージェントとしてNFL入りしたウィリアムスは、ボルティモア・レイブンズと契約したものの、わずか3試合に出場した後にウェイバーにかけられた。ラムズからクレームされたウィリアムスは、その後の3シーズンをロサンゼルスで過ごしている。2020年のプレーオフに臨んだシアトル・シーホークス戦では印象的なインターセプトを決め、その翌シーズンにはチームのロンバルディトロフィー獲得に貢献した。

ウィリアムスは2022年にフリーエージェント(FA)としてジャガーズと契約。そして、今度はまたロサンゼルスに戻ってこようとしている。

【RA】